阪急電鉄京都線と嵐山線の分岐駅で、桂車庫を併設する京都側主要駅ですべての列車が停車する。
ホームは京都線上下と嵐山線の3面でそれぞれ2線ずつの6線(嵐山線ホーム外側1線は車庫出入庫用でほとんど使用されていない)。以前は京都線上下ホームの間に嵐山線ホームを挟む形であったが、現在は京都方面に向かって左側に嵐山線ホームが位置する。
朝ラッシュ時、10両編成の快速急行はこの駅で増解結を行う。
JR西日本の桂川駅とは離れており、隣の洛西口駅から600メートルの位置にある。
駅構造
島式ホーム3面6線の地上駅で、橋上駅舎がある。京都本線が島式2面4線、嵐山線が島式1面2線で前者が待避可能。
2010年3月にホームの発車標がLED式に統一された。それまでは嵐山線ホーム(C・1号線)は行灯式、河原町行きホーム(2・3号線)は反転式で、大阪方面行きホーム(4・5号線)のみLED式だった。京都線の東側には駅ビル「MEW阪急桂」があり、ペデストリアンデッキで直結している。
のりば | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
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C | 京都本線 | 上り | 河原町・烏丸・大宮方面 | 早朝の始発電車 |
C・1 | 嵐山線 | 嵐山・松尾大社・上桂方面 | ||
2・3 | 京都本線 | 上り | 河原町・烏丸・大宮方面 | |
4・5 | 京都本線 | 下り | 高槻市・大阪市内(淡路・十三・梅田・天下茶屋)方面 |
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京都本線は3・4号線が本線、2・5号線が待避線である。
C号線は桂車庫と直接つながっている。これは車庫線の記号番号のつけ方に従ったものであり、駅改良工事の際にホームが設けられた。案内上は嵐山線ホームとして案内され、京都本線から嵐山線に直通する電車が入線することがある。普段は回送電車の出入りに使われ、早朝には始発の普通電車河原町行きが発車する。
駅の洛西口寄りの引き込み線はD号線と呼ばれる。
1984年までは島式ホーム4面7線で、以下のように嵐山線ホームを京都本線ホームがはさんでいた。駅の北側で京都線の上り線が嵐山線の下をくぐっており、梅田-嵐山間の直通電車の運転に適した配線だった。京都本線の高速化や10両編成電車の運転に備え、1982年から改良工事が行われ、現在の形となった。6・7号線ホームの跡地には駅ビルが建っている。
1号線 | 河原町行き(当駅発) |
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2・3号線 | 河原町行き |
4・5号線 | 嵐山行き |
6・7号線 | 大阪(梅田・動物園前)方面 |
利用状況
- 2016年(平成28年)度の1日平均乗降人員は、55,211人である。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 61,595人 |
2009年(平成21年)度 | 55,901人 |
2010年(平成22年)度 | 51,574人 |
2011年(平成23年)度 | 51,557人 |
2012年(平成24年)度 | 51,410人 |
2013年(平成25年)度 | 51,353人 |
2014年(平成26年)度 | 51,140人 |
2015年(平成27年)度 | 50,691人 |
2016年(平成28年)度 | 55,211人 |