石油

せきゆ

現代社会の屋台骨。無くなったらどうするんだ。

地面の奥底から湧き上がってくる炭化水素の液体。

よく燃えるし、いろいろな化学物質を不純物なしに合成できるもとになるので、大変重宝がられている。

概要

古代のプランクトンが、地面や海水の圧力を受け、何億年もかけて液化したものとされている。

そのため、古代に浅い海であった地域で多く発見される。

現在ではアラビア半島周辺やロシア内陸部、ギニア湾岸などで多く採掘されている。

採掘された状態のものを原油といい、これを精製して各種の石油製品とする。

利用

燃料としての利用や、他の有機物への合成など多岐にわたる。

・燃料としての利用

　灯油

　ガソリン

　重油

　ナフサ

・石油から作られる有機物

　ナイロン

　アクリル

　その他各種のプラスチック、ビニール

環境とのかかわり

昨今のエコブームのためもあり、石油を燃やすと二酸化炭素が大量に発生して地球温暖化につながると騒がれている。

しかし、石油を燃やすと二酸化炭素と同時に大量の水も発生するのだが、地球温暖化や海水面の上昇の原因が、石油や天然ガスを燃やしたことによって発生している水のためなのかもしれないのにも関わらず、この水が環境に与える影響についてはほとんど関心が払われていない。

関連タグ

油田　やぐら　オイル　オイルシェール　タンカー

天然ガス　LPG

ストーブ　エンジン