概要
「ポケモンGO」における対人戦(PvP:Player vs Player)はサービス開始当初から待ち望まれていたが、2018年12月のアップデートによって遂に実現された。
仕様
相手にポケモンを見せ合うことなく双方3匹ずつ手持ちに入れ、シングルバトル形式で行う。バトルツリー等で行われる形式と思えばよい。
ジムバトルやレイドバトル同様通常技を使い続けるとスペシャルアタック(これまでゲージ技と呼んでいたが、トレーナーバトルにはゲージがないためチャージ技と呼ばれる)が使えるようになる。
だがスペシャルアタックの仕様が通常と大きく異なる。
- スペシャルアタックを使用した時、試合がいったん中断される。3秒間の間に連打によってパワーを溜めて相手に放つことで攻撃する
- スペシャルアタックを使われた相手はシールドを張るかどうかの選択を迫られるが、それ以外の行動は取れない。シールドを使えば完全無効化できるが、使用できるのは1試合2回まで
- 両方が同時にスペシャルアタックを使うことはできない。発動が被った場合ランダムで先攻後攻が決まる
- スペシャルアタックを受けたとしても自分のスペシャルアタックに必要なチャージは一切変化しない
この他「避けるコマンドが存在しない」「技威力やチャージ必要量が通常とは異なる」など、独自の仕様が多い。
交代についても厳しく、1回交代すると一定時間(30秒ほど)経過するか倒されるまで再交代ができない。なお交代した時にそれまで溜めていたチャージ分は保ったままになる。
リーグ
以下の3つに分かれている。
- スーパーリーグ(CP上限1500)
- ハイパーリーグ(CP上限2500)
- マスターリーグ(無制限)
何とCP制限が設けられ、これによって最大CPの高いポケモンのフル強化こそ最強とされてきた状況が一変してしまったのだ。
特にスーパーリーグは一部伝説が使用できないことから、マリルリ、チルタリス、ブラッキー、エアームドなどこれまで最大CPが低く注目されなかった様々なポケモンが活躍の場を広げるきっかけになっている。
耐久が高いポケモンの場合最大CPが低いこともあり、制限内で高耐久を実現できるとあって目下引っ張り凧である。
できる相手と報酬
近くにいるプレイヤーと戦うのが一番イメージしやすいが、フレンド機能により「親友」以上になれば遠距離でも戦うことができる(もちろん双方がアプリを起動してあり、かつOKを貰えればの話だが)。
なお、相手がいなくてもチームリーダー(キャンデラ、ブランシェ、スパーク)と何度も戦うことができる。こちらは使用ポケモンが決まっているほか、相手はシールドを一切使ってこないので対策が立てやすい。
報酬は「チームリーダーと戦うことで1日1回」「他のプレイヤーと戦うことで1日3回」貰うことができる。
この報酬には何と「シンオウの石」が含まれ、フレンドに乏しいユーザーからは怨嗟の声が漏れている。
まあ「勝っても負けても報酬の確率に変化はない」のは救いだが。