概要
パワー9200rp、スピード3200rp。
異名:白銀の雪男
バッファロー型スキー場整備用レプリロイドで絶対零度の中でも活動できる。本来は穏やかな性格で、素手で氷の像などを作成する芸術家でもあったのだが、ドップラーにドッペルタウンに招待されイレギュラー化したことで某都市を氷結し機能をストップさせる作戦を指揮するようになってしまう。
体当たり攻撃でエックスが壁から落ちない、フロストシールドが破壊可能、ステージにフットパーツが置いてある…など「最初に倒すボス」らしい調整が見られるが、マサイダー(こちらも攻略本によっては「8ボスで一番弱い」などと書かれる)を先に倒してきた方が一回で全てのアイテムを回収出来たり、他にもっと弱いボスが居たりと、どのステージから攻略するかはプレイヤーによって好みが別れやすい。
また、行動アルゴリズムに欠陥があり、そこを突けばその場に留まりながらジャンプとショットを繰り返すだけでハメることが出来てしまう。
使用技および獲得武器
突進
このボスの基本攻撃。体が大きいので当たり判定は大きいが、ボス部屋が異様に横長なので
対処はしやすい。しかも直前にフットパーツがあり、機動性で楽に避けられる。
ただの突進と角を出した突進があり、角に捕まると画面端まで運送され、大ダメージを貰う。
冷凍光線
チャージ音の後に部屋全体を横切って飛んでくる光線。
発射中の本体は無敵でビーム自体も攻撃を弾く。
ダメージはないがクリスター・マイマインのようにエックスを固まらせる効果がある。
X3の8ボスは、例外なく体力半減後に奥の手を繰り出してくるが、それに当たる技がこれ。
壁に居れば当たらないので、通常のフロストシールドより対処は楽だったりする。
強いて言えば回避する以外に打つ手が無いのでタイムアタックの妨げになるくらいか。
フロストシールド
氷のトラップで、相手の逃げ道を塞いで突進する。
射程距離はかなり長く高く、突進の逃げ場である壁に刺さると危険。
バスターで破壊出来ることを知らないと初見殺しに遭う。
獲得武器
フロストシールド
通常
先端に氷を装着した小型ロケット弾を発射する。敵や地形に接触すると一旦氷部分が砕け、残ったロケット部分は地面に留まり、そこから再度十字型のまきびし状に氷を設置する。
まきびしは一定時間経つか、敵に当たると消える。十字ボタンの上下を押すことで高度を若干調節できる。画面内に最大2発まで発射可能で、固定されたまきびしも1発分にカウントされる。
発射速度が遅く敵の攻撃で相殺されやすいため、遠距離攻撃には向いていない。
威力は高めなので接近戦用武器としてゼロ距離から連射したり、初速の遅さを活かして置いておくような使い方が有効。
ドリルウェインやハンマハンマ等の硬い敵を瞬殺出来るので使い勝手は良好。
まきびしが邪魔な場合はメニューを開いて武器チェンジすれば消せる。
水中で使用した場合は地上よりも氷が大きくなり、その分攻撃判定が広がり、速度も若干上がる。
チャージ
バスターに氷の盾を装着する。
敵や弾に数回接触するか、一定時間が経過すると砕け、中からカーリングのストーンのように地面に沿って進む氷の弾を発射する。水中で使用した場合は巨大な氷塊を作りだし、浮上することで足場として利用できる。ただしこの氷塊に攻撃判定は無く、敵を倒すことはできない。
また地上、水中どちらも通常版の弾、ないしはまきびしが画面内にある場合はチャージしても発動できない。
この武器によって倒した敵は体力回復アイテムを落としやすくなる。
アシッド・シーフォース、ヴァジュリーラFF、ボルト・クラゲール、セイントシグマなど弱点としているボスは多い。
特にシーフォースはパターンハメ出来たり連射して瞬殺出来たりと滅法弱い。
弱点武器
パラスティックボム(エクスプローズ・ホーネックから入手できる)
確かに大きなダメージを与えられるが、連射が効かない上、壁に刺さったフロストシールドを1発で壊せないので小回りが効かない。
またこの武器で怯ませるとフロストシールドで反撃してくる事も多いのでバスター攻略とは一長一短といったところ。
漫画版
本来は街を愛し、人間の少年トシヒコと仲良しな心優しいレプリロイドであったが、ドップラーに洗脳されてイレギュラー化してしまい、芸術家気取りで街を凍り漬けにした挙句にトシヒコとの思い出の雪だるまも壊してしまう。エックスと対決して敗北し、正気に戻った後は街を壊したこととトシヒコの心を傷つけてしまった事への自責の念から、一度はエックスに破壊される事を望むが、エックスにトシヒコがバッファリオを想い、必死で雪ダルマを作る姿を見せられて立ち直った。
その後、ホーネック・タイガード・マサイダーと共にケイン博士に脳内チップに擬態していたワーム型Σウィルスを除去してもらいナイトメアポリスと戦うゼロを援護した。
X4編にてはエックスと共にフロスト・キバトドスと交戦し、先に倒れたエックスを守るために戦い抜くが敗北、無念の戦死という無残な最期を遂げた。彼の死後エックスの暴走が始まり、ジェネラルと戦うまで止まることはなかった（その前にゼロに斬られ、スパイダスの言葉に揺らぎ、マシュラームはダブルに殺されていたため、精神的に追い詰められていた）。
