「私はUFOのザルワック。ウォースターの動物商売人でしてね…あなた方は高く売れそうですよ」
CV:小形満
データ
出身星:グバイデレ星
任務:侵略に邪魔な地球人を大量に捕獲する
特技:UFOに変形、かつ分身する事ができる
趣味:キャトルミューティレーション
概要
宇宙虐滅軍団の構成員で、テントウムシに似た外見のグバイデレ星人。
その異名の通りUFOに変形する能力を持ち、自由に惑星間を航行、移動する事が出来る他、無数のUFOに分身する特技を併せ持つ。
加えて体内で生成した生体ネットを撃ち出す事が可能で、これで大量の生物を一網打尽に捕獲する事を得意としている為、「ウォースターの動物商売人」として捕えた獲物を不当に売り捌く人身売買を行っている模様。劇中ではこうした自身の能力を活用し、生体ネットで捕えた多くの人々を無数のUFOとなって連れ去って見せた。
商人だからか、敵味方関係なく敬語を使う。
劇中での活躍
Epic2「ファンタスティック・ゴセイジャー」にてウォースターの首領であるモンス・ドレイクに招聘されて登場。地球侵略に邪魔な人類の大量捕獲を目論み、UFOに変形しての分身能力を駆使して望を含む大勢の人々を捕獲する。
するとそこへUFOとなって飛ぶ自身を目撃したアグリとモネのランディック族の兄妹が変身して背後から攻撃。背面の甲羅のお陰で大したダメージにならずそのまま振り向き様に言う。
「ほぉ~、あなたがたが邪魔物ですか?これは珍品だ!」
自身の名を問うブラックに対して上記の台詞を発して自己紹介すると、そのまま魔虫兵ビービを召喚して嗾ける。
「ふざけないで!私達は、プライスレスよ!」と啖呵を切って応戦するイエロー、そこへ現れたレッドとピンクを合わせた4人を圧倒するが、護星界へ戻るか地球に留まるかの葛藤の末、留まる事を選んで駆け付けたハイド(ゴセイジャー)がゴセイブルーに変身すると形勢が逆転。5人揃ったゴセイジャーになす術もなく、ゴセイダイナミックを受け敗北。捕獲された人々も解放されてしまう。
だがその直後、ビービ虫に噛み付かれて巨大化。
ゴセイマシンを召喚したゴセイジャーに対抗すべく、無数のUFOに分身するも一掃されてしまい、5体が天装合体したゴセイグレートに圧倒され、最期はグレートストライクを受け爆散した。
余談
名前と出身星の由来はそれぞれテントウムシの英訳『レディバグ』と映画『猿の惑星』。特に後者は猿人が人類を網で捕らえているシーンがあり、そこから名前の由来に繋がったと思われる。
本編においてビービ虫で巨大化した初の怪人となった。
趣味の「キャトルミューティレーション」とはUFOによって動物の体組織が採取される現象を指す。
全体のデザインには二つ名の通り、多くの人間がイメージする一般的な形状をしたUFO(未確認飛行物体)の意匠が強く表れている。
声を演じた小形氏は魔法戦隊マジレンジャーでも冥府十神のティターン以来5年ぶりのスーパー戦隊出演となった。
関連タグ
天装戦隊ゴセイジャー ウォースター 悪しき魂 UFO 猿の惑星
闇商人ビズネラ:同じく敵組織に与する商人で、敬語口調も共通。