概要
日本の他の大手新聞社が発刊するスポーツ紙同様、プロ野球と競馬情報をメインとしたスポーツ新聞。姉妹紙にナイガイタイムスがある。
プロ野球のオフシーズンに入ると、プロレス関係の飛ばしネタや、UFO、UMA関連など、「どうしてこうなった」なトンデモ記事が一面に来ることがあり、この為、長い間『眉唾もののデタラメゴシップスポーツ紙』の代名詞であった。
ただし、この評価は2011年3月12日の福島第一原発1号機水素爆発の発生以降完全に覆された。
各大手メディアが所謂スポンサータブー、核タブーから、事故の事実の報道や、東京電力や政府に対する記述に二の足を踏む中、プロ野球やJリーグなどのプロスポーツ業界を資金源とするスポーツ紙は大きく記事を取って、東京電力の管理体制や現政権に対する原子力政策への糾弾を強めたが、本紙はその最先鋒となった。
事故発生直後2ヶ月ほどは、1面もしくは終面のカラーページを大きくとって事故報道に割き、その後も社会面を2面に移動して(従来スポーツ紙では考えられないことであった)、原発事故の現状や東京電力・政府の動向の報道を提供している。
政府と癒着していない核物理学者の意見を元にした「実際に何が起こっているのか」という記事が連日書かれ、以前のイメージを完全に払拭したのだった。