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アップルパイ(パイ料理)

身近な素材で手軽に作れる料理であるため、各国で様々な種類が存在する。代表的なアップルパイには以下のようなものがある。

アメリカのアップルパイ

入植者たちが、手に入りやすい食材で食べ応えのある食事をと考案したものがルーツ。そのため初期のアップルパイは、酸味の強いクッキングアップルと豚肉が一緒に入った食事パイだった。

  • 現代でも豚肉料理にはアップルソースが添えられるなど、豚肉とリンゴは相性が非常に良いことで知られている。

その後食生活が豊かになり、またリンゴの改良が進み、甘いデザートアップルが増えたこともあって、現在のデザートパイへと発展していった。こちらの甘いアップルパイも、ペリエなどと合わせて朝または昼食代わりにとる人が少なくない。

アップルパイにアイスクリームを添えたものは、「アップルパイ・ア・ラ・モード」という。

その成り立ちからアメリカでは「おふくろの味」の一つでもあり、アメリカを代表するデザートともなっている。

アップルパイ・ア・ラ・モード

フランスのアップルパイ

リンゴやシロップをわざと焦がしてほろ苦く仕上げた「タルト・タタン」が有名。

このパイは、小さなホテルを経営していたタタン姉妹のうっかりミスにより爆誕した、という逸話で知られるが、実際にはそれ以前に地方の郷土料理として存在していた。

オーストリアのアップルパイ

薄く延ばした生地にリンゴの甘煮を巻き込んで焼き上げた「アプフェル・シュトルーデル」が名物。トルコのデザートを元に、お菓子の国ハンガリーで考案された、リンゴの包み焼きが発展したものと言われている。

シュトルーデルは「渦巻き」を意味する言葉で、パイをくるくる巻く様子を表している。

どのアップルパイも日本では冷やして出されることが多いが、本来は温めて食べるものである。

レンジで軽く温め、泡立てた生クリームをたっぷりと添えてご賞味あれ。全く違う美味しさに驚かれることだろう。

揚げアップルパイ

りんごジャムとシナモンパウダーを餃子の皮に包んで揚げることで、簡単にアップルパイもどきが作れる。

アップルパイ(擬人化)

上記のデザートを擬人化したもの。

お菓子を擬人化したものであるため、女の子のイラストが多い。

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