「いいだろう。邪悪なる意志よ、我らジャカンジャがその野望を叶えてやる。そして、共に新たな宇宙の支配者とならん!」
CV:梁田清之
概要
宇宙忍群ジャカンジャの首領。「アレ」が地球にあるということを突き止めて、自ら宇宙最強の生命体にならんと企む。
千の顔と二千の足を持つとされ、寄生要塞センティピードに体を巻き付ける程長く巨大な体の持ち主である。
フラビージョとウェンディーヌからは「タウ様」、サタラクラからは「タザやん」と呼ばれている。モチーフはムカデで、名前は千(thousand)から。
基本的にセンティピードの謁見の間から座して動かないが、それでも気合だけで宇宙空間に浮かぶお札化した人間を消滅させるほどの力を持ち、暗黒七本槍を絶対的な力で統率する。
「アレ」の力を得た後は人間のような体つきになった。
威厳ある態度で部下に接し優秀な人材に対しては人格やどこの宇宙の生まれでも気にしない豪快さを持つ一方、目的のためなら容赦なく部下を切り捨てる非情な性格。
ただし上忍が減り人員補充を強いられた際はサタラクラを呼ぶのに躊躇する一面もあった。
タウ・ザント究極体
『タウ・ザント究極体。サンダールが下克上!まさか飼い犬に手を噛まれるとは…!』(#50)
嘆きの弓と怒りの矢のメダルを手に入れ、さらにジャキュームガンのエネルギーで究極の力を手に入れたタウ・ザント。
だが、アレが生まれる直前にサンダールに裏切られ、海に沈んだ。そのため、実体はハリケンジャーとは対決していないまま終わった(※サタラクラを切り捨てる様子を目の当たりにした事に関してサンダールが驚いていた事を踏まえると、この下克上は当然の流れとも取れるが…)。
弱点は眉間らしく、邪悪なる意思が模した時もそこを突かれ一度は撃退された。