演:池田純矢
概要
炎刃騎士・漸(ゼン)の称号を持つ魔戒騎士。
黒のロングコートの下にワインレッドのシャツを着こなした金髪の青年。
ボルシティの情報に精通しており、比較的都市生活に慣れている模様。
人物像が一言で言うと『女たらし』で、本編では女性とベッドで抱くシーンが初登場という魔戒騎士らしからぬプレイボーイであり、敵味方両方から呆れられていた。
とはいえ、よそ者の流牙をボルシティの秘密警察・SG-1から救ったり、ボルシティの全容を伝えたり、
彼が左中指に施した魔導輪ザルバにも興味を持ったり、とかなりフレンドリーな面がある。
ボルシティへ移住しようとする彼女とその家族を魔導ホラーから守ろうと奔走するが、尊士の介入により最終的に犠牲になったと思い激しく慟哭。だが、類が辛うじて脱出して生きていたことに
「よかった……生きてる……!」
と涙ながらに喜んだ。
これ以降、女たらしな一面が鳴りを潜めるようになる。
後に第13話で、特定の移住者が魔導ホラー・妻崎が管理している金城グループの食料製造プラントで魂を抜かれ、『保存食』にされてしまった光景を見る。
その中には類の祖母と母、そして弟の元気もいた。
「止めろ……行くな……元気ッ…!!」
必死に手を伸ばす猛竜だが、既に残像でしかないそれには届かず……やがて、張り裂けるような声で慟哭した。
激情に身を任せ、魔戒剣を振り上げタンクを壊そうとする猛竜を必死に静止する流牙。やがて、悲劇を終わらせるため通報機を鳴らした哀空吏の姿を見て我に返る。
人と人とのつながりを踏みにじるホラーの非道に怒る流牙に魔導ホラー・妻崎を任せて猛竜自身は部下の陰我ホラーを迎え撃ち、『保存食』の入った木箱を必死に守る莉杏、そしてプライドを砕かれても守りし者として戦う哀空吏と共に製造プラントを壊滅させた。
終盤では右腕を失ったためにソウルメタル製の義手を装着していた。
映画『牙狼-GARO- 神ノ牙-KAMINOKIBA-』では哀空吏と共に再登場しており、長髪となっていた。
炎刃騎士ゼン
猛竜が鎧を纏った姿。リンク先参照。