演:前田希美
概要
『牙狼<GARO>~闇を照らす者~』の第7話で初登場した一般人の少女。
今作の舞台「ボルシティ」の新興住宅地へと移住しにやって来た洲崎一家の長女であり、母と弟・元気と祖母の4人家族。
父と祖父は既に亡くなっており、母が女手一つの家庭を支えてきた苦しい状況を一変させるべく、新天地としてボルシティの移住を希望していた。
ひょんなことから知り合った魔戒騎士の蛇崩猛竜から「この街は危険だ」と警告されるが、当の類は幸せを夢見て移住して来た故に耳を貸さなかった。
以下、ネタバレ注意!!
実はボルシティへ移住する人々をサポートする移住管理局の課長・白波の正体は魔導ホラーであり、今まで移住してきた多くの人間を他のホラーの餌にしていた。
そして、新興住宅地に迎え入れられた洲崎一家もホラーに襲われそうになったものの、駆けつけた道外流牙達に救われた。
その後、気を失っている間に莉杏に記憶を消されて住民票も移住不許可の印を偽装して返されたことによって次の街を目指してボルシティから出ようとしたが、目の前に現れた尊士の手で一家全員ボルシティへと逆戻りしてしまう。
しかし、類だけは運良く途中で記憶を取り戻したことから符礼に救出されたものの、他の家族は車だけを残して姿を消してしまった……。
次の回では符礼の手で今までの記憶を消されて代わりに「初めから孤児だった」という記憶を与えられてボルシティ内の花屋で働くようになり、再び出会った猛竜と親しくなった。
なお、姿を消した家族はのちにホラーの非常食にされてしまったことが判明しており、材料として魂だけを魔導ホラー・妻崎の工場のアンプルに封じられていたが、最終的に流牙達の弔いの炎で成仏した。
最終回では莉杏によって、(例外を除いて)ボルシティの人々からホラーの記憶が一切消去されたことに伴って再び記憶を消されてしまい、そのことを悟った猛竜は涙ながらに類と別れることとなった……。