概要
CV:興津和幸(日本語吹替)
スター・バタフライの親友で、本作のもう一人の主人公。中学生の男の子。
校長から、魔法の国ミューニから地球へやってきたスターの面倒見役を押し付けられる。
(同時に彼の家がスターのホームステイ先にも決定した。)
年頃故かスリルを求め自分を「危険な男」と周囲に吹聴しているが、実際は根っからの安全思考型。校長室に入るのに通行証が必要か心配したり、シャワーで転倒しても平気なようにヘルメットを着用している(本人談)。それ故か、スターの案内時にも細かな気配りを見せており、こうした好青年っぷりがスターの面倒見役に抜擢された理由なのかもしれない。また、クラスメイトのジャッキー・リン・トーマスに対し密かに恋心を抱いているが、彼女の前では緊張して会話もままならないなど非常に奥手でもある。
魔法のステッキで様々な問題を起こすスターに振り回されており当初はスターのことを快く思っていなかったが、彼女のステッキを狙うルードたち悪魔軍団の襲撃で彼女と共闘し、そのスリリングな体験をキッカケに打ち解け親友となる。
家にある小物や得意料理がナチョス(トルティーヤ・チップスにソースをかけた軽食)で、父親のラファエルの巻き舌調の英語からヒスパニックであるような描写をしている。普段は赤いフード付きパーカーを愛着している。シーズンが進むにつれて描写が減ったが、脇が多汗症で緊張したときパーカーの色が変わるくらいびしょびしょに汗をかく。乗り物酔いしやすい体質だが動いている閉鎖空間でそうなりやすいだけなのでスターの雲に一緒に乗って飛ぶことは全く苦ではない。
カラテ(緑ストライプ帯)を習っておりその力量はスターに並び怪物たちを一蹴するほど。攻撃のたびに奇声(怪鳥音)を発するなどどちらかというとカンフーに近いのは、憧れの俳優であり撮影中に事故死したカンフー俳優のマッキー・ハンズの影響をうけているからである。スパイ映画で勉強したことで針金で鍵を外したり誰が言ったか分からないように巧みに煽動したり知略にも長けている。
プリンセス・クズ Princess Turdina
セイント・オルガに潜入する際、プリンセスの矯正施設ということで女装したマルコ。
なぜTurdinaがクズになったのか不明。
矯正施設のことを若干気に入っている様子があるくらい淑女然としている。姿勢を矯正するためにトゥシューズを履いていることからも、矯正に対してむしろよかったんじゃないのと口にしていた。もっとも…
画一的な令嬢になるためのレッスンをしているプリンセスたちに個性の大事さを訴え、集団的蜂起を煽動した。のちにミス・ヘイナスがセイント・オルガから放逐された際には、プリンセス・クズのポスターや彫像まで作られていた。
なおマルコはときどき札束を懐から取り出すシーンがあるが、このプリンセス・クズのフィギュアなどのグッズ収入の一部を報酬として毎月650ドル受け取っているためである。
16年後のマルコ
次元切りバサミを使って怠惰な生活を送るマルコは、オレンジ色のポータルに引きずり込まれる。
スターがポニーヘッドからもらった次元切りバサミが、実はヘカプーの次元切りバサミを置き引きしたものだったためである。しかし次元切りバサミが必要なマルコは、新しくヘカプーに次元切りバサミを打ってもらうため大量に分身したヘカプーの頭頂の火をすべて消すという試練を課される。
16年もの旅によって、青髭・マッチョ・びりびりに破れた服というハードな外観に変貌し、相棒のドラゴンサイクル”ナチョス”と宝刀”エル・チャポ”を手に入れたマルコはみごとヘカプーの試練をクリアした。
しかしヘカプー時空は地球と時間の流れが違う(16年→8分)のため、鍛えた精悍な体つきは元に戻ってしまった。
関連タグ
悪魔バスター☆スター・バタフライ / Star_vs_the_Forces_of_Evil
スター・バタフライ(親友)
ジャッキー・リン・トーマス(あこがれ)
ヘカプー(現地妻)
カップやきそば現象
相楽誠司:魔法少女の相方、空手少年、文武両道、普段着の酷似、なにかと類似点が多い。