マリータ
まりーた
概要
傭兵ガルザスの娘。幼い頃に父に連れられて旅をしていたが、ほんの少し目を離していた隙に奴隷商人にさらわれる。コノートの街で鎖に繋がれて売り物にされている姿を目撃したエーヴェルによって救出され、以後は彼女の養女として育てられる。父親のことは憶えており、ガルザスを加入させるには彼女の説得が不可欠である。
一人称は「私」と「あたし」。リーフから妹のように思われているので、15歳以下と見られる。勝気な性格ながら、リーフとナンナの仲にやきもきしてナンナをけしかける年頃の少女らしい面も持つ。
冒頭からグランベル帝国軍にナンナと共に連れ去られてロプトの「暗黒の剣」を与えられ、狂戦士に豹変。レイドリックの余興で再会した養母に刃を向ける。魔剣に抗い決して母を殺めはしないため、救援が来るまでエーヴェルに耐えさせるのが定石だが、マリータを捕えた場合と手にかけた場合とで台詞が若干異なる。
やがて、レイドリックに雇われマンスターに居合わせていたガルザスに娘と気づかれる。ガルザスの手引きで帝国司祭サイアスに預けられ、彼に魔剣の呪いを解かれる。療養ののち、療養先にリーフの軍が進軍してきたと知り、浄化された剣を手に合流する。
素性はイザークの王族の家系に連なる者であり、父やシャナン同様にオード直系で、背中に聖痕を持つ。15章でシャナンになりすましていた剣士シャナムに話しかけると、彼を本人だと勘違いして秘技「流星剣」の教えを乞い出鱈目を吹き込まれた結果、自力でこれを習得してしまう。
中盤にレベル2で加入し、最初はなかなか主戦力になりがたいが、流星剣・月光剣による攻撃は敵からすれば恐怖の的。クラスチェンジ後は連続も追加される。鉄の剣でレイドリックを倒したり、驚きの19連続攻撃などをぶっ放したりする例もある強ユニット。本気で育てれば壊れた剣ですら敵を屑のごとく屠るようになる。それに加えて追撃・必殺にも恵まれており、挙句の果てに専用の初期装備「マリータの剣」が「見切り付加の2回攻撃」というトンデモ性能。
後日談では魔剣により我を失った件で、己の未熟さを克服するため修行の旅に出る。のちに大陸全土に名を馳せるが、それでも「私は母(エーヴェル)には遠く及ばない」と言い続けたとか。
『覚醒』ではソードマスター。
ヒーローズ
魔剣に囚われし者 マリータ
属性 | 赤 |
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兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 暗黒の剣(専用) |
奥義 | 月光 |
A | 柔剣4 |
B | 見切り・追撃効果3 |
※暗黒の剣…奥義が発動しやすい(カウント最大値-1)。HP半分以上で自分から攻撃したとき、追撃可能なら自分の攻撃の直後に追撃。
2019年5月から、物語前半で暗黒の剣により暴走していた頃のマリータが登場。
暗黒の剣の武器効果は見切りではなく連続を再現したもので、見切りはBスキルで所持。月光も所持している。
高速型でガンガン月光を入れていくタイプといえる。