CV:竹本英史
概要
志々雄真実の部下で、十本刀の一人。通称『“飛翔”の蝙也』。フルネームは刈羽蝙也。
逆立った髪と、飛空術のために極限まで絞ったガリガリの細い体(身長155cm、体重28kg!!)に翼を装着しているという異様な風体の男。ダイナマイトを爆発させ、その爆風を受けた翼で宙を舞いながら、上空からダイナマイトでの爆撃を行う『飛空発破』という技を使う。右腕には手甲剣を装着しており、すれ違いざまに相手を斬り裂く近接武器として使用する。
反面、その痩せ細った体躯や軽量化を前提とした戦闘スタイルの都合上、本体の防御は極めて脆弱であり、後述する弥彦との戦いでもこの弱点を容易に見抜かれている。
葵屋での攻防戦では弥彦を一方的に追い込むも、一瞬の機転で雨戸に乗って飛び上がった弥彦の『見様見真似龍槌閃』の前に文字通り「叩き落され」て敗れ去った。
十本刀解散後は本条鎌足共々明治政府の間者に抜擢された。飛翔能力を利用して、大陸方面の哨戒を行う予定。
なお、アルフレッド・ノーベルによってダイナマイトが発明されたのは1867年(明治維新の1年前)であり、国産化など夢のまた夢(明治38年(=1905年)になってから)であった。恐らくは志々雄と内通していた武器商人から購入したものと思われる。
ちなみに小説「炎を統べる」によると、彼の飛空術は納屋にあった巻物に記されていたという。
どうやらこの飛空術は忍術であったらしく、これを受けてか、本人は風魔一族の末梢を自称していたとのこと(真偽の程は不明)。
「北海道編」においても再登場を果たしている。