解説
スウェーデンの学者・事業家である。
鉱山で使われる爆薬のニトログリセリンの製造工場を営んでいたが、工場での爆発事故により弟と助手を失った事から、暴発しないダイナマイトを発明。巨万の富を得る。
一方で、慎重に扱わなければ自爆の危険性が高いニトログリセリンとは違い、乱暴に扱っても問題がないダイナマイトは戦争でも使われるようになり、ノーベルが死亡したという誤報の際には「死の商人死す」「短時間で大量に人を殺せる発明で富を得た人物が死す」とまで書かれてしまう。
この評価を覆すために創設されたのが、かのノーベル賞である。