CV:桐本拓哉
概要
リ・エスティーゼ王国の六大貴族と呼ばれる大貴族の中でも最大の勢力を誇る侯爵。
敵対している王派閥と貴族派閥にすり寄り、立ち位置を変え飛び回る姿から「蝙蝠」と揶揄され、ガゼフなどから嫌われていたが、それは仮の姿で本性は国王の同志にして自国の現状を憂い、国の改革を志す忠臣。
かつては王位を狙うほどの野心家だったが、リーたん(CV:藤田茜)と呼ぶ子息が生まれてからは一変、ランポッサIII世を上回る子煩悩気質の父親と成り代わった。
王位継承ではザナックに力添えし、両派閥の均衡を保つべく奔走するが、レエブン自身が優秀すぎる事に加え将来有望な人材はレエブンを慕って集まるため、ボウロロープ侯を始めとする他の貴族派閥にリットン伯やチエネイコ男爵を筆頭とした腰巾着体質の愚物が集まって暴走する悪循環に頭を抱えている。
ラナーに対しては幼い頃に見せた本性の片鱗を見ており、悪魔騒動前に彼女に本性の事を問い正し、本性を見せた彼女の素顔を見て歓喜に近い感銘を受けた。だが、ラナーが息子との婚約を提案した時は、烈火の如く激高して拒絶した。
大虐殺の際にアインズの超位魔法により召喚された黒い仔山羊で崩壊した戦線に対処しようと奔走するも手に負えず、元オリハルコン冒険者チームが命懸けで時間を稼いだ事やアインズがガゼフを発見した事で攻撃が一時中断された事で命辛々生還することができたが、この敗戦でアインズと敵対することは死を意味することを脳裏に刻まれたことで心折れて二度とアインズと関わりたくないという思いからザナックの静止を振り切って隠居してしまった。
Web版では、ガゼフとアインズの接点が乏しかったがために攻撃が中断されなかったことから逃げ切れず死亡している。