CV:市来光弘
概要
タグとしては風見のほうが多い。
勅使河原直哉の幼馴染でクラスの男子委員長。優等生もどき。実は人一倍気が弱くて臆病。
漫画版では原作よりも出番が増えており、松永克巴の残したテープの捜索に参加(原作では気が弱いという理由で外される)したり、勅使河原の姉たち(漫画版のみ登場)に智くんと呼ばれたり、災厄の終結後に赤沢泉美の見舞いに来た勅使河原を後押ししたりした。
アニメ版最大の被害者
漫画版とは対照的に、アニメ版ではかなり悲惨な扱いを受けている。以下その扱い。ネタバレ含むので注意。
・序盤から名前有りキャラとしてそこそこ登場しているにも関わらずOPに最後まで登場しない。早期退場する桜木ゆかり、原作だと名前のみのモブでしかない高林郁夫・小椋由美・中尾順太、アニメ版オリジナルキャラクターの綾野彩・王子誠・猿田昇・金木杏子・松井亜紀、3年3組の構成員ではない水野早苗ですら登場しているのに。
・原作・漫画版では恒一との初対面時、死者と確かめるために握手する役を担ったのだがアニメではその役割を赤沢に奪われる。
・原作・漫画版では久保寺自殺の際、最前列で血渋きを浴びる被害者としてクローズアップされているが、アニメでは中島幸子が注目され、風見自身は描写省略・作画崩壊。
・第8話の水着回に不参加。
・漫画版では恒一、勅使河原、望月と共に災厄を止める手がかりを探したにも関わらず、アニメでは見崎鳴にその役割を奪われ不参加。
・合宿で勅使河原に突き落とされて以降の動向に大きく改変される。原作・漫画版では軽傷で済んでそのまま勅使河原と合流して屋外に避難し無事に生還。勅使河原とも和解した。…のだがアニメでは何を血迷ったか勅使河原の行動に疑問を感じて発狂。災厄を止めるために無差別に二人の女生徒(この女生徒は百合ップルとして密かに人気があった松井亜紀と金木杏子)を殺害。そして死者と疑って恒一も殺そうとした所を赤沢に後頭部を殴られ呆気なく死亡。勅使河原との和解も叶わず、勅使河原にとっても最悪の展開となってしまった。
・アニメオリジナルの設定として桜木ゆかりに好意を抱いていたのだが、それが初めて判明したのが最終回で尚且つ死ぬ直前だった為、いくらなんでも唐突過ぎる。ただし序盤の勅使河原たちと進路について会話しているシーンでは、桜木のことを意識しているととれる描写がある。
・合宿での死亡者の殆どがインパクトの強い死に方をしているにも関わらず殆ど印象に残らないような死に方をしている。しかも話の展開上、風見が発狂して殺人を犯す必要性が殆ど無かったためはっきり言って無駄死に以外の何物でもない。
…と、明らかに原作から改悪に改悪を重ねられているとしか思えない。
上記以外でも原作での出番・台詞を尽くカット或いは他のキャラに奪われている。
アニメから入って最終話で不満を残した人は、是非とも原作・漫画版・実写映画版の風見を見てどうか考え直して欲しい。
二次創作
本編では桜木が風見のことを恋愛対象としているのかは不明であったが、二次創作では彼女とのカップリング作品が多い⇒かざさく