概要
実写版:宇治清高
夜見山北中学3年3組のムードメーカー。軽薄な言動でお調子者っぽいところもあるが、慣れない環境に戸惑う榊原恒一に真っ先に声を掛けるなど、他人を思いやる性格をしている。
榊原恒一のことは「サカキ」と呼んでいる。
作中では終始、恒一と見崎鳴の味方をしており、なおかつ一度も二人を糾弾したり疑ったりはせず、赤沢泉美が鳴を批難した時は真っ先に彼女に異論を唱えた。明るい性格で出番も多く存在感もあるため、望月優矢とともにこの作品の数少ない良心的存在である。
その為か、風見と一緒に描かれたイラストが多い。
漫画版では赤沢に好意を寄せており、アニメ版でも何度か彼女を意識しているような描写が見られる。
アニメ版では制服は着用せず常にジャージを着ている。
そして、ファッションセンスがあまりないのか、私服が妙にダサい。中盤でアロハシャツを披露した際、原作では恒一に心の中で「趣味が悪い」と呟かれていた。ちなみに水着もダサい。
二次創作では三年三組の生徒の大半がキャラ崩壊してる中で彼だけはアニメ版の設定のまま変わらず、ボケたり突っ込んだりとある意味1番まともな人物となっている。
実写版では宇治清高が演じた。名前が隼人となっている。恒一と最初に親しくなるのは同じだが少し暗い人物となっており、赤沢が鳴に謝罪を要求した際に心苦しそうな表情をしながらも恒一と鳴を庇おうとはしないなど、事なかれ主義を脱しきれていない(ただし赤沢が鳴を殺害しようとした際にはさすがに鳴を庇っている)。
最後は窓から外へ逃げようとした際にコードに絡まって感電死してしまった。全メディアの中で彼が死亡するのは実写版のみである。
作中終盤の合宿では災厄を止めるために行動を起こすが、風見との会話で記憶の齟齬が生じたことで、彼を死者と疑って彼を部屋の窓から突発的に外へ突き飛ばして落下させてしまったことで却って状況を悪くしてしまい、特にアニメ版では結果として風見が悲惨な末路を迎えるきっかけを作ってしまった。(原作小説や漫画版では無事に生還した風見と和解している)。