CV:江原正士
概要
VTXユニオンの社長。
38歳という若さで世界的企業VTXユニオンの社長に就任し、そこから10年間世界の経済界をリードしてきた。自軍部隊「T3」の後ろ盾となる。
ラミィ・アマサキからは「おじさま」と慕われている。
物語終盤で特攻して命を落としてしまう。
以下ネタバレ
実は死亡しておらず、最終話でラスボスとしてT3の前に立ちはだかった。
特攻しながら生存できたのは火星生まれのジャンパーだからであった。
社長を辞めて自ら司令と名乗ったダイマは外宇宙への進出という「新たな黄金の時代」を自分の手で開くという目的で『銀河統一計画』を唐突に宣言。
本人は正義感でやっているつもりであったが、地球人による侵略以外の何物でもなく当然T3からは非難され、彼らと最終決戦を繰り広げる事となった。
通常ルートと困難ルートに分かれており、それぞれ展開が異なっているものの、どちらも敗北した後は主人公とラミィに説得されて投降していた。
VTXユニオンに入社する前は人類の敵と戦い続けた英雄的軍人であったが、敗北も挫折も経験することなく己の価値観を周囲に押し付けて突き進んでしまった結果、自身が気づかぬうちに正義の味方のなれの果てとも言えるエゴイスト(しかも、本人は善意のつもり)へと変貌してしまったのが彼の不幸だったのかもしれない。
関連タグ
スーパーロボット大戦T サイゾウ・トキトウ サギリ・サクライ ラミィ・アマサキ メリル・スパンナ エイミス・アーネスト ヒロスケ・アマサキ ルーディー・ピーシーザルト
インファレンス、ホープス…同じく最後まで生存しているスパロボのラスボス達。
ルド・グロリア…『正義の味方のなれの果て』と言えるスパロボのラスボス繋がり。こちらは「社会的地位を維持している」「世論の支持を得ている」「民衆に失望している」「最期は命を落とす」等、色々な意味でダイマとは正反対な人物であった。なお、寺田氏は(「納得できるだけの伏線があればそれもアリ」と銘打ったうえで)「超銀河帝国と戦った後に、そこらへんのオッサンと戦えますか、ってことですよ(笑)」というダイマの伏線と言える発言をしていたがルドが今のスパロボOGに出た場合奇しくもこの発言にガッチリと当てはまってしまう(実質的には大統領なのだが規模からすると「そこらへんのオッサン」と同レベルでしかない)。
リュウセイ・ダテ…一部ファンからは「リュウセイの成れの果て」と言われている。確かに、OGシリーズ初期のゲーム感覚が抜けていなかったリュウセイなら可能性があったかもしれない。ただ、様々な経験を経てリュウセイは人間的に大きく成長を遂げているため、実際にはダイマのようにはならないだろうが。
テンザン・ナカジマ:リュウセイよりはむしろこちらに近い。しかし、テンザンにとってはダイマの様な結末の方が幸せであったかもしれない。
ゲッター艦隊…ある意味『銀河統一計画』の行きつく先。