「 あああ…ううぅぅ… 」
概要
女子中学生。元々は年相応のどこにでもいそうな女子中学生だった。
（『キミガシネ』公式情報サイトより）
プロフィール
人物
元は普通の少女だが、最初の試練で自分の代わりに姉を死なせてしまい、ロビーで他の参加者たちと対面した時には口もきけないほどに怯えきっていた。
学校の帰りに姉とアイスを食べながら歩いているところを、黒い車から出てきた人達に襲われ、デスゲームに参加させられてしまったらしい。
最初の試練はサラたちと同じ内容だが、鍵を使わなかったほうの人を助けられることに気づかなかったようだ。
大人しく信じ込みやすい性格のためか、他人に利用されたり振り回されることも多い。
ギンの相棒能力を使ってにおいを嗅ごうとすると、頬を赤らめ抵抗する。
姉はクギエといい、姉妹合わせて工具を連想させる。
容姿
なぜだか水色のバケツを被っている。服装は学校帰りのセーラー服のまま。
一部を長く残したボブカットの髪には釘のような飾りをつけている。
ネタバレ
※これより下にはキミガシネ二章後編ラストまでのストーリー展開に関するネタバレがあります！！※
過去
実はカンナは養子であり、木津池家とは血がつながっていなかった。
姉とも最初から仲が良かったわけではなく、木津池家に来てからみんなから好かれるために常に笑顔で「いい子」を演じていたカンナだが、姉はそんなカンナの態度を気味悪がって嫌っていた。
幼いある日、カンナは誰にも見られないように公園でバケツを被って泣いていた。
そこに少年が現れ励まそうとするのだが、姉がその場を目撃し、少年がバケツをかぶせて泣かせたと誤解して「妹をいじめるな」と追い払った。
その時から姉はカンナも悲しくて泣くことのある普通の女の子なんだと理解し、二人は仲良くなることができたのだった。
…ちなみに少年は誤解されたままである。少年の後姿はどこかの親友と似ているが、、？
活躍
日和颯に何かとパシられる。
ソウがカンナに執着しているととれるようなシーンもあり、共に行動していることが多い。
利用されたり言い含められるような形だが、それでもカンナはずっとソウの善意を信じ思いやっていた。
第一回メインゲームではソウと自身の身代のカードを交換し、二人で手を組んでみんなを騙した。その身代はソウがジョーにわざと拾わせ、結果的にジョーの死につながってしまうことになる。
そのせいでみんなからは不信を買い、サラとの仲は拗れかけてしまった。
その後二章にて仲直りをし、弱弱しいだけの少女だったカンナのも少しずつ変わっていく。
そして、優しくてしっかり者のサラを次第に『お姉ちゃん』に重ねるようになる。
しかしそれからそう経たないうちにまたしてもソウに利用され彼の側につき、ガレキの部屋で見つけたカイのパソコンをソウの命令で奪っていった。
大好きなサラを二度も裏切り、「もうカンナにはソウさんしかいない」とソウへの依存を強めるのだが…………
二章後編
ありがとう
大好き お姉ちゃん
今度はカンナが お姉ちゃんを守る番
それがカンナの つぐないだから
第二回メインゲームでのカード交換フェイズにて、身代を送られてしまったサラを救うためにカードを交換する。
身代のカードを持つことは死を意味する。
カンナは今までのことを後悔していた。そして、何度も裏切ってしまった『お姉ちゃん』を命に代えても守る決意をしたのだった。
――――しかしカンナの手に届いたカードは身代ではなかった。
身代を交換したことを悟ったソウはカンナを無能呼ばわりして票がいくように仕向けようとしていたのだが、その目論見は外れ、最終的にソウかカンナを殺す選択を迫られる。
一度身代として死ぬ覚悟を決めていたカンナは、感情よりも理を優先してカイを殺したのと同じように、頭がよくハッキングのできるソウよりも何もできない自分を殺すべきだと言う。
反対に、ソウは本当の自分を捨ててでも守ろうとしてきた命すら投げ打ってカンナを庇い、みんなに自分を選ぶように迫った。
首輪のタイプは人間フラワー。
首輪から身体に根を張る種が埋め込まれ、痛みはなく甘い痺れとともに死ぬということだったが、見たかぎりではどうみても苦痛じみた声をあげている。
花が枯れない限りは身体も腐ることはないらしい。
関連イラスト
関連タグ
外の人つながり
GUMI：髪色や髪型から外見が非常に似ている
