概要
当初は特定のタグはなかったが、次第に「第二艦隊の日常」タグが付与されるようになっていった。
イベント時は作者であるゆーき氏のプレイレポートの側面を持つこともあり、氏のゲームプレイ状況が反映されていることもある。
なお、テンプレ的二次設定が大幅に強調されているキャラが複数いるので、そういった向きが苦手な人は注意が必要。
独自設定
- 「深海棲艦」との敵対関係は、約20年の歴史の中での2回行われた大規模戦闘によりほぼ終息している。この時活躍したのが、この鎮守府の龍驤。
- 現在の鎮守府は防衛省配下の組織であり、所属する司令官、及び艦娘も相当の階級に任官している。
- 現在では深海棲艦は『超常的自然災害』という位置づけになり、不定期に現れる深海棲艦の対処のために残されてはいるが、「平時の軍事組織」としての色が濃い。それ故にその存在を疑問視する国民の目を意識せざるを得ない状況。
- 艦娘たちの人権や法律などの整備がまだ完全には整っておらず、組織を縮小しようにも受け皿がないため除隊(解体)もままならない状態である。
主な登場人物
のんこ提督
人語を話す猫提督。本名は『ノア』。
猫というだけで可愛いというアドバンテージを、あらゆるマイナス要素(セクハラ・暴言・無責任などなど)ですべて打ち消してしまっている残念な存在。
見ての通り猫として見るにも割とブサ猫寄りの造形な上、野太い男性の声で喋るので、特段可愛いというわけでもない。
その迂闊な言動により度々制裁を受けており、威厳はないに等しい。
ただし指揮能力・交渉力・管理能力など提督に必要とされる技量は十分備わっており、シリアスな話ではその腕前の一端を垣間見ることができる。
軍の中でも特秘な存在だがわりとオープンに歩き回っている。(実際のところ世間に話が漏れたところで信じる人間はいないらしいので)
ただ提督自身は自分のことを猫だと言い張る一方、「ネコの言葉なんかわかんねーよ!」などとも発言しており、実際のところなんなのかは不明。
あきつ丸を使いかなり汚いことも…?
たまに「のんこ亭」として高座に上がり、漫談を披露することがある。
龍驤
提督の相方(ツッコミ)。
とある理由により、提督によく頭の上に乗られている。
艦娘の中でも最古参の一人で普段はわりと冗談にも付き合い、悪ノリすることも間々あるが基本優しく面倒見が良い。やや変形した関西弁で話すがそれは真意を隠す手段で口調を作っている節があり、昔は冷たい口調で人を寄せ付けないオーラを放つとっつき難い艦娘だった。『ある事件』を境に現在のエセ関西弁になったが、本気で許せないことがあると殺気に似たプレッシャーを放ち『標準語』に戻る。
過去二回あった大規模な深海棲艦との戦いで悪鬼羅刹のごとき活躍を見せ、返り血を浴びて真っ赤に染まった当時の姿を知る敵味方からは『紅鬼』と呼ばれ恐れられている。
加賀
秘書艦。
登場することは少ないが、のんこ提督以下鎮守府の個性的な面々に対するブレーキ(ツッコミ)役。
猫ということもあり、行動に制限のあるのんこ提督を物理的にサポートもしている。
提督を不審に思う上層部の命により秘書艦に抜擢、行動を監視し報告している。
大井
度々北上のパンツを盗む等の蛮行を働いている。
当の北上には親友どころか、全く信用されていない。
本人はLOVEではなくLIKEであると主張している。
北上を家族のように想い、彼女の将来設計をするのが日課。
北上の部屋に侵入して掃除をしてるとき破廉恥なパンツを発見し
将来のため没収したが、それを北上に隠し撮りされていた。
あまりに目に余る行為のため現在は特別鎮守府のある南極に飛ばされている。
初雪
ゲームが大好きで新作が出たら演習にも出てこない。
部屋に閉じこもるので突入部隊が編成されている。
何気に登場回数が多く、よく龍驤とつるんでいる。
赤城
食べ物が絡む話ではよく登場し、そしてボケに回る。
感性そのものはまともだが食べ物のことになるとついつい暴走する。
一応、本人に自覚はある模様。
最近は家庭菜園にハマりつつある。
【電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編】の出番も多く、15巻では肉じゃがを熱く語り16巻では巨大な大根を開発している。
あきつ丸
龍驤と並ぶ古参艦娘のひとり。鎮守府に着任した提督と共に来た、のんこ提督とはもっとも付き合いの長い艦娘であるらしい。
本来のあきつ丸にはない漆黒のマントを羽織っており、見開き気味の目が特徴。
罪悪感など陸に置いてきたと言わんばかりに計算高く、かつ図々しい性格。
その一方で立ち回りも抜群にうまく、のんこ提督の腹心的存在でもある。
のんこ提督とは厚い信頼関係がある。
元は陸自所属だったが、提督の計らいで正式に海自所属に。階級は一佐。
愛車はエブリィ(中古)。
作中の描写から、のんこ提督直属の密偵のような仕事を担っていると思われるが……。
白雪
深海棲艦絶対ころすガール。
恐らく、本作で最もオリジナリティの強いキャラ付けがされた艦娘。
ただし、その活躍が直接描写されたことは一度もない。
龍驤とはなにやら因縁があるようで…。
江風
龍驤先輩をディスる白露型。
龍驤さンは彼女に(口元だけは)笑顔で接する。
レーベレヒト・マース
最近着任してきた新人。
「艦娘随一のチャレンジ精神旺盛な子」という触れ込みでやってきたが、その実態は周りの目など一切気にしない、フリーダム極まりない人物。
その自由奔放っぷりに加えて謎の察知能力まで備えているようで、周囲からは警戒されたり、苦手意識を持たれている模様。
その他、登場キャラはかなりの数に上る。
余談
電撃コミックアンソロジー 佐世保鎮守府編8に氏の作品が掲載されている。
本作と同一の鎮守府と思われるが、のんこ提督自身は出てこない。
他14・15・16・17巻にも掲載。
17巻ではついにのんこ提督が(声だけ)出演。
関連イラスト
のんこ提督の初登場回。
ほぼモブ。
提督名が判明したイラストはこちら。