概要
『メタルマックス3』の舞台である、かつてアメリカ合衆国と呼ばれた地の中西部にあたるジャジメントバレーで、主人公ドラムカンと敵対する組織。
末端構成員がモヒカンという、いっそ清々しいまでの「世紀末の悪党集団」を地で行く描写を、あえてド直球で行っている。
また、前作のバイアス・グラップラー同様に「人間の手によって組織された集団」でもあるが、交易を行う中立的なトレーダーですら略奪対象であるという前者よりも凶悪な組織である。
本作のストーリー上で重要な「メタモーフ細胞」に関わっており、幹部たちはこれによって生体改造を受けているほか、幹部の座に至らない面々もなんらかの改造を受けている様子が見られる。また、専用の戦闘BGM「宿敵」が用意されている。
しかし末端こそ見た目どおりの連中だが、その組織の中心はステレオタイプの悪党とはやや趣が違っており、首魁グラトノスがかつて「人間」であったからこそ成り立ちえたものである。したがって、人間でなければこの組織にはなりえなかったであろう。
ゲーム作品だけでなく、スピンオフの漫画双銃身の魔女にも独自のメンバーが登場している。
主要メンバー
- 双銃身の魔女でのメンバー
- 蛇舌のガリンド