概要
「クラン・コールドブラッド(通称:冷血党)」No.3の幹部。もともとはNo.3の座にいたのはブレードトゥースだったのだが、討伐されたことによって新たなNo.3として取り立てられた。賞金40,000Gが懸けられている。
しかしブレードトゥースの後釜であることに対しては劣等感を持っているらしい発言が窺えるなど、幹部にしては小物。
作中では、グラトノスとの初戦に敗れた主人公を連れ去ってプエルト・モリの地下で拷問をしていた。しかし主人公がその力を発揮して襲い掛かられると、勝てないと判断したのかあっさりと逃げ出す。だが、彼の逆襲はここからであった。
プエルト・モリを脱出しようとした主人公に対して、仲間も無く戦車も無いのをいいことに、愛車「ムガデス号」を駆って再び襲ってくるようになる(メイン画像のクルマがそれ)。
この不利な状況をどれだけひっくり返せるかは、プレイヤーがゲームシステムを熟知して、ゲームシステム上の穴をいかに突くかにかかっている。つまりメタ気味な攻略を求められる変り種である。また、相手側から襲ってくる賞金首というのも珍しい。まるで主人公こそ賞金首と言わんばかりに。
ではどうやってシステム上の穴を突くかだが、それには「襲ってくる条件」をよく観察してみるとよい。
- 条件とは「陸伝いにプエルト・モリの町を脱出すること」である。
- つまり転送装置でワープすれば襲ってこない。
- それでも戦車がないという悪条件がある。
- しかし街には修理屋がある。つまり戦車回収を頼めば戦車を持ってきてくれる。
- ついでに戦車のドッグシステムで脱出すれば襲ってこない。
- 戦車があっても仲間がいなくては不安ではないだろうか。
- 外れた仲間はヌッカの酒場に通常通りいるため、上記の方法で脱出して仲間を集めれば問題ない。
- 総じて、生きる為に機転を利かせればきちんと対処できるという、本作の世界観らしい相手。
ちなみに戦うための条件は、上記の「街から出ようとして襲撃される」以外に存在しないので、そのまま倒さずに放置しても一向に構わない。
なお、無策で町から徒歩で出ようとして殺された場合でも、通常通りDr.ミンチのもとで蘇生させられるため、結果的に脱出できてしまう。
戦闘
腐ってもNo.3の座に収まっただけのことはあり、それなりの強さをきちんと有している。こちらからの火炎は効果が薄く、ガスが弱点となっている。
「ムガデス号」は火炎・ミサイル・電撃を使用するので、ミサイルを迎撃できれば少しは楽になるだろう。
クルマを潰すと本人が出てくる。さすがにミサイルは使用しないが、全体ランダム攻撃の「ムカデみだれうち」・全体攻撃の「ムカデ火炎車」をはじめとする攻撃を多数使用する。総じて電撃対策は必須であり、戦車に乗っても油断してはならない。
因みにドロップアイテムは、カーボンナノ触角、ムガデストーチ、マグナムガデス(1番の大当たり)となっている。
特にマグナムガデスは、単一で4回攻撃が可能なチート装備であり、ムガデスの存在価値は
このマグナムガデスに集約されていると言っても過言ではない。この武器はタキオンテレポーターでメタルマックス2:リローデッドにも転送できるため、アシッドキャニオンでも猛威を振るう事になる。
なお、弱点のガスは状態異常攻撃が中心なので、ハメ殺しも可能。