データ
概要
セイロス聖教会の大司教補佐で、教会の実質ナンバー2にあたる人物。
真面目で堅物、秩序や規律を重んじる厳格な人物だが、妹のフレンに対しては溺愛しておりやや過保護。
補佐役として大司教に忌憚なく意見できる貴重な存在でもあり、成り行きで士官学校の先生となった主人公には疑問を抱き厳しく接するが、ある事件の解決をきっかけに信頼を置くようになる。趣味は寓話の創作と釣り。
厳格な性格によって一部の生徒から恐れられているものの、ツィリルに待遇に不満がないか聞いたり、大修道院で保護している子供達のために上記の寓話の創作をしたり等、実際は非常に面倒見の良い人物でもある。生徒を叱る時も欠点を頭ごなしに否定するようなことはせず、相手の普段の行いをよく見て、時には相手の言い分もよく聞き、その上で真摯に助言を行っている。
ナンバー2を務めるだけあって信心深い人物であり、特に「聖セスリーン」に深い思い入れがある。なお、彼が登場すると気を使う人が出てきてしまうため、お祈りは誰もいない時間帯に行う。
ユニット性能
聖教会所属のキャラでは唯一の初期上級職。正式加入前に外伝で一足先に操作可能(持ち物の入れ替えは不可)。加入時はスカウトすることなくひっそりと自動加入しているので見落とし注意。また、前述の外伝は期限付きであることにも注意しよう。
剣術・槍術・斧術・指揮・飛行が得意で、馬術が苦手。近接系をそつなくこなせる従来のドラゴンナイトらしいユニット。
槍・斧・指揮のスキルレベルが高いが、持ち物に槍しか持っていないのでドラゴンナイトのスキル「斧の達人」を活用するためにも正式加入後は斧を持たせておこう。弓のレベルが低いので、遠距離対策に手斧か手槍を持たせておくと吉。
なお、馬術が苦手なはずなのに中級職ではソシアルナイトを通っている(スキルレベルも皆無)。これは男性ユニットの中級職に飛行ユニットが存在しないのが原因と思われる(女性ユニットなら中級職にお馴染みのペガサスナイトがいる)。
今作の槍を扱うユニットはだいたい騎馬系に偏っているため、よっぽどの理由が無い限りはクラスチェンジ先を見据えて斧を積極的に鍛えていこう。
また、飛行ユニットの副官や騎士団は同じ飛行ユニットしか配属させることができない。「副官をつけて支援値を稼ごうとしたら副官につけれるキャラが無かった」なんてこともあるので彼の支援会話を早く見たい場合は歩行タイプのクラスを解禁させておいてもいいかもしれない。
ちなみに、彼の個人スキル「過保護」は隣接する味方ユニットが女性であるなら、その女性の与えるダメージが+3されるスキル。実際に過保護なのはフレンに対してだけであるが、それでは使いづらいので対象が広くなったと考えられる。
余談であるが、発売前にはナンバー2という立場&声優ネタで「裏切るのではないか?」と考える人が多かった。
関連記事
ナバール/レヴィン/パント/ロンクー/ファウダー/ゼロ/セーバー…中の人繋がり
フェルディナント=フォン=エーギル…キッホルの紋章繋がり
フレンとの関係(外伝ネタバレ注意)
教団内ではフレンは妹とされているが、実際には死んだ妻との間にできた娘である。
フレンが特別な血を持っているが故に常に命を狙われる身であるため、彼女のために身分を偽っていた。
本人曰く「私も若く見えるようだから、妹と言っても不自然ではないだろう?」とのこと。趣味の釣りも亡くなった妻から教わったようだ。
ちなみに、セテスは釣り餌を付けた事がなく、釣果にも全く拘っていない。釣りの準備は全て妻が行っていたようで、セテス自身は針だけの釣り糸を垂らし、水面を見て心を落ち着かせるのが好きだという。多忙な彼ならではの趣味と言えよう。
余談であるが、過去作に同じく釣りが趣味だが釣果に拘らない人物がいる。
セテスの真相(ネタバレ注意)
本名はキッホル。女神ソティスの眷属の生き残りにして、かつて聖者セイロス(レア)と共に「英雄戦争」を戦い抜いた四人の聖者のひとり「聖者キッホル」本人である。非常に長命であるが、娘と同様に竜化の力は既に失われている。
女神ソティスの娘であるレアは同胞であり、大司教としてフォドラ中から敬われる彼女に対して対等に意見を言える数少ない人物である。