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アフトクラトルの編集履歴

2019-09-03 04:50:08 バージョン

アフトクラトル

あふとくらとる

アフトクラトルとは、ジャンプSQ.で連載中の漫画『ワールドトリガー』に登場する架空の国家。

概要

近界の惑星国家の一つ。 「神の国」と呼ばれる近界最大級の軍事国家。

イルガーを運用する数少ない国家でもある。

大量のトリオン兵を保持している事に加え、強力な新型トリオン兵「ラービット」の開発に成功しており、それ以外にも「角」を由来とするノーマルトリガー使いのスペックの高さや、7年前の時点で黒トリガーを13本保持しているなど、肩書き通りの圧倒的な戦力を持つ。

また、軍事国家だけあって、多数の他国を侵略し、属国として従える帝国主義的な側面も持ち合わせている。


作中で第二次大規模侵攻を仕掛けてきた国家。

本国の防衛の観点から、遠征に多数の黒トリガーを同行させる事は無いと考えていたレプリカの予想に反し、国宝を含む4本もの黒トリガーを遠征部隊に送り込み激しい攻勢を仕掛けた。

こうした侵攻を同時に他の国にも仕掛けているらしく、国家が何らかの異常事態に瀕している事を伺わせている。


トリガー角(ホーン)

出身者の頭部にあるのような角の事。

これはトリガーを加工して作ったトリオン受容体であり、トリオン能力が高い人間を生み出すために幼児へと移植させたものである。

この角を埋め込まれた者は、成長とともにトリオンの量や性質が変化し、さらにトリガーの操作を補助する機能により、トリガーを自分の身体の様に扱う事ができる。

さらに黒トリガーとの適合率を上げる実験もされており、適合した者は角も黒く染まる。


しかし、強力なトリガー能力を得る代償としてトリガー角が脳にまで根を張ると目が黒く染まり、暴言や凶暴性も高まるなど人格にも強い影響を及ばしてしまう。そして、この状態になると命を削りかねない諸刃の剣でもある。


人物

ハイレイン

CV:佐々木望

メイン画像の左から3番目

遠征部隊隊長。29歳。身長180cm。

黒トリガー・卵の冠(アレクトール) の使い手。

角は側頭部から生えている。イメージは「竜」。

アフトクラトルを統べる4大領主の一角でもある。


ミラ

CV:小堀友里絵

メイン画像の右から3番目

遠征部隊隊員。23歳。身長162cm。

黒トリガー・窓の影(スピラスキア)の使い手。

角は額の両端から生えている。イメージは「悪魔」。

部隊の紅一点。


ランバネイン

CV:柳田淳一

メイン画像の左から2番目

遠征部隊隊員。24歳。身長202cm。

トリガー・雷の羽(ケリードーン) の使い手。

角は額の両端から生えている。イメージは「赤鬼」。

ハイレインの弟でもある。


エネドラ

CV:古川登志夫

メイン画像の左端

遠征部隊隊員。20歳。身長182cm。

黒トリガー・泥の王(ボルボロス)の使い手。

角は額の両端から生えている。イメージは「般若」。

昔は聡明で優秀な子供だったらしいが、現在は凶暴な性格である。


ヒュース

CV:島﨑信長

メイン画像の右から2番目

遠征部隊隊員。16歳。身長171cm。

トリガー・蝶の盾(ランビリス)の使い手。

角は側頭部から生えている。

「角付き」としては一番新しい世代で、安定性・トリオン拡張性共に過去最高。


ヴィザ

CV:中博史

メイン画像の右端

遠征部隊隊員。65歳。身長176cm。

黒トリガー・星の杖(オルガノン)の使い手。

老齢ゆえに唯一角を持たないが、作者から「この世界最強キャラ候補の一人」とされている実力者。


関連タグ

ワールドトリガー


侵攻の理由

以下12巻以降のネタバレを含みます。



























国防をかなぐり捨てた大攻勢でトリガー使いを狙った理由は、「神」と呼称される近界の国の核を成す母〈マザー〉トリガーへの生け贄、つまり「次の神」の捜索である。


現在の神の寿命は残り数年にまで差し迫っている上に、アフトクラトルは大国ゆえに相応の高いトリオン能力者でなければ国土を維持出来ないため、様々な国を攻める事でその資格を持った「金の雛鳥」を探している。


もっとも、アフトクラトルを統治している4大領主達はこの「次の神選定」を次代の覇権を決める勢力争いと見ており、是が非でも自勢力の手柄にしようと躍起になっている。

特にハイレインは、最初から「金の雛鳥」が確保出来なかった場合も想定して、予備の神候補を配下から見繕っている。


その候補とされている、ハイレイン配下「エリン家」の現当主が実はヒュースの直属の主君であり、忠誠心の強いヒュースは主君が生贄にされると知れば確実に反抗しハイレインに牙を剥く。これがヒュースが「金の雛鳥」の捕獲に失敗した場合に置いていかれる予定だった(事実置いていかれた)真相である。



また、こうした国勢ゆえに下手に遠征に来られると内乱に発展する恐れもあるため、第二次大規模侵攻終了後に属国のガロプラ・ロドクルーンに玄界からの遠征を事前に妨害するよう指示を出している。

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