概要
物語が始まる約9年前、厳密にいうと10年前の年末から9年前の年始の時期に行方不明となり、桃は現在行方を捜している。千代田家はかつては桜の家であり、今は表札から桜の名前が消されている。
光と闇の中立地帯となっているせいいき桜ケ丘の守護者であり、魔法少女として戦っていた。
闇の一族にかけた呪いの影響で吉田家を貧乏生活に陥れた張本人だが、これはもともとシャミ子の呪いが生死を左右するほど重大なものだったのを、桜が失踪の直前に吉田家の金運と引き換えに軽減したためである。よってシャミ子にとっては自分の家の呪いの元凶にして自分の命の恩人という事となる。
更にシャミ子の父であヨシュアと供に町を守っていたと同時に、ヨシュアを封印した張本人でもある。シャミ子の呪いをどうにかしていた際に何らかの原因によって封印したらしい。
サクラメイトキャノンという必殺技が使えたらしく、陽夏木ミカンの旧家の工場に桜の花弁状の痕跡を残している。
その後三巻にてシャミ子が自身の能力によって昔の記憶の中に潜った際、ピンチになったシャミ子の前に登場。自身が行方不明になった理由は、ヨシュアとの共闘の後コアである紅白首輪のネコの姿になったのち、そのコアを、呪いによって身体の弱いシャミ子の命を支えるする為に同化していたからであった。(シャミ子の前に現れる事が出来たのは、毎日シャミ子から少しずつ魔力のへそくりを貯めていたため)その後、桃の事をシャミ子に託し、またついでに町を守ることも任せて、魔力のへそくりが無くなったため姿を消した。(再びへそくりが溜まればシャミ子の夢の中などで会えるらしい)
このような事情のため現在は現実世界に戻る事は出来ないが、シャミ子が超強いまぞくになり呪いを克服出来るようになれば、再び現実世界に戻る事も出来るらしい。
桜という名前だがまさかの黒髪であった。