概要
インディアンのホピ族が信仰する超自然的な精霊のような存在で、アリゾナ州にある聖なる山に住んでおりカチーナとも呼ばれる。
元々は不可視の存在であったが、ホピ族の人々が旱魃で滅ぼうとしていたときに人間的な姿で降臨したと伝わる。
様々な知恵を与えてくれたために人々の生活は楽になったが、そのために堕落した者が増えてきたために村から去って行った。
しかし、正しい儀式を行えば再び現れることを約束してくれたので、ホピ族は数百年間決まった時期に正しい儀式を行いカチナの助けを得ているという。
種類は分かっているだけで400以上いるといわれており、現在も姿を模ったカチナドールという木彫りの人形が作られている。
創作での扱い
カチナドールは非常にユニークな姿をしているため、キャラクターのデザインモチーフとして使われることがある。