曖昧さ回避
- インディアンのホピ族が信仰する精霊のような存在。 ※この項で解説
- 『スーパーロボット大戦OG』シリーズの登場人物。 ⇒カチーナ・タラスク
- 『ヴァルキリーアナトミア』の登場人物。
- 『原神』の登場人物。 ⇒カチーナ(原神)
概要
インディアンのホピ族が信仰する超自然的な精霊のような存在で、アリゾナ州にある聖なる山に住んでおりカチーナとも呼ばれる。
なおインディアンの図像として有名なココペリもカチナの一種である。
元々は不可視の存在であったが、ホピ族の人々が旱魃によって滅ぼうとしていたときに人間的な姿をとって降臨したと伝わる。
様々な知恵を授けてくれたために人々の生活は楽になったが、そのために堕落した者が増えてきてしまったために村から去って行ったという。
しかし、儀式を行えば再び現れることを約束してくれたので、ホピ族は数百年間決まった時期に正しい儀式を行いカチナの助けを得ているという。
種類は分かっているだけで400以上いるといわれており、現在も姿を模ったカチナドール(カチナ人形)という木彫りの人形が作られている。
創作での扱い
カチナドールは非常にユニークな姿をしているため、キャラクターデザインのモチーフとして使われることがある。
- 秘密戦隊ゴレンジャー:仮面怪人の虹仮面や剣仮面などの仮面のモチーフである。
- シャーマンキング:旅の途中で出会うシャーマン・リリララの持ち霊の媒介として登場。
- どろろ梵:妖怪のデザインモチーフに使用されている。
- かいけつゾロリ:アニメ版に登場する「カッチーナ」はおそらくカチナの捩りだと思われる。