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元ネタの一つのインディアンに伝承される精霊については →カチナ


概要編集

『コエムシ』という名前は個体名ではなく役職名のようなものであり、性格も口調も若干個体差がある。外見も大きな変化は無いが、色が違ったり髪があったりする。


主に『ぬいぐるみ』(ジアースの事)の機能やルールの説明、パイロットの転送を行い、主人公達の戦いをサポートする。

ヌイグルミのような可愛らしい外見をしているが、総じてけっこう意地悪な性格をしており、個体によっては非常にあくどい。

最も多くの命を奪ったキャラとして名を挙げることが多いが実際に明確に命を奪ったのは一人のみである。


漫画版編集

  • 主人公達のコエムシ…オーソドックスな外見。性格も口も悪く、仲間であるハズのココペリからも信用されていない。人を人とも思わないような性格だったが…
  • コモ編の敵コエムシ…耳が尖っている。口調は丁寧だが性格は悪い。あまりゲームに真剣ではない。
  • ウシロ編の敵コエムシ…アフロ。ある目的の為に敵であるウシロの前に姿を現し、衝撃的な一言を放つ。
  • 最終話のコエムシ…ギザギザ髪が生えている。非情に落ち着いた、大人っぽい性格。

アニメ版編集

  • 主人公達のコエムシ…声優は石田彰。外見は漫画版と同じ。性格も口も悪い。元々は自己中心的なヘタレ。原作がまだ連載中だったため漫画の展開と異なり、最後まで子供達の戦いに対する苦悩をバカにし続けた。
  • 先代コエムシ…外見は漫画版コモ編と同じ。とあるいきさつを経て、現コエムシに代替わりした。

ラノベ版編集

  • 主人公達のコエムシ…元ネタである漫画「ザ・ムーン」に登場する糞虫に良く似た外見。槙島摩耶子マーヤ)をお嬢様と呼び、仕えている。口調はやけに丁寧で、性格も他のコエムシに比べて優しく、主人公達を気遣ったりもするが、どこか抜けているため嫌味に聞こえる。

関連タグ編集

ぼくらの ウシロ (ある意味同種)

キュゥべえ モノクマ (同業者?)

糞虫(元ネタ)






































※この先は本作の重大なネタバレが含まれております。













































正体は違う地球の人間。前の地球にて行われた平行世界同士の戦闘の関係者などから先代コエムシによって選ばれ、次の地球のコエムシとして戦いをサポートする為にヌイグルミごと転送されている。

肉体はセル情報ごと凍結して保管され、魂だけがコエムシの器に入っている模様。

その為不滅の存在であり、仮に次の地球の戦いで敗北したとしても、コエムシの中の人は死なず、役目を終えたとして人間の姿に戻り、元の自分の地球に返される。

また、次の地球を最後まで勝ち抜かせた場合も、次のコエムシを選んだ後、人間の姿に戻り、元の地球へと返される。ただし、漫画版コエムシのようにその道を選ばなかった者もいる。

なお、引継ぎ戦で敗北した場合はコエムシの中の人の地球が滅びてしまう為、その後コエムシの中の人がどうなってしまうのかは解っていない。

次の地球での戦闘に際しては、自分がサポートする地球の勝ち数に応じて、コエムシの中の人の所属する地球に再び戦闘が巡ってくる確率が変化するという説があるため、どのコエムシも「サポートするチームを勝たせる」ことを一応の目的にはしている。

ただし確定情報では無い為、あまりやる気が無いコエムシもおり、基本的にはパイロットの意思優先となっている。

コエムシになるとどこからか声が聞こえてきて次の地球が生き残る為に必要な勝ち数などを指示されるが、それなりに長く務めたコエムシでも戦いを行わせている存在の正体は知らない。

そもそもコエムシの知るルール自体が伝言ゲームのように先代から実戦を通して伝えられた情報でしかなく、コエムシになった事でこの戦いに関する情報を得ているわけではない。

その為、コエムシの知らないルールの抜け道などもある。


なお、アニメ版は元人間という点以外は設定がまるで異なっており、ヌイグルミはコエムシの意思で任意に転送が可能かつ、パイロットの順番どころか、誰をパイロットにするかすらもコエムシの思うがままなど、かなり強大な権力が与えられている反面、不滅の存在ではなく、銃で撃たれただけで死ぬ。

また、元の人間の身体は保護されておらず、コエムシになった時点で人間としては死亡しており、次のコエムシへの交代等も無く、コエムシの姿のまま延々と並行世界同士の戦いのサポートをやらされるという、一種の罰ゲームとなっている。

が、アニメ版のコエムシは徹底して外道な性格であるため、この並行世界同士の戦いを嬉々として楽しんでいる節があり、悲壮感は感じさせない。












最終回のネタバレ注意!!



お兄ちゃん


心配すんな 負けねえよ



最終話で人間の姿に戻ってジアースのパイロットとして契約を行ない、次の地球での引き継ぎ戦のパイロット=新たなココペリとなり、佐々見にコエムシを引き継がせた。その際には2度目に登場したココペリ(画楽)よりも大きな傷跡を顔の中央に見せており、元の姿に戻るのは1年ぶりだと話している。

マチの死など様々な出来事を経て、その心境に変化が生じたらしく、恐怖に耐えるウシロに実妹である田中未来を救うよう鼓舞したり、最後には苦悩しつつ戦うウシロに謝罪する言葉をかけたり、ココペリとなってからは先代ココペリとは違い、次の地球のパイロットたちに最初から「パイロットになれば死ぬ」「自分も戦闘が終われば死ぬ」ことをはっきり伝えている。


そして物語は敵に向かってゆく彼の言葉と共に締めくくられる。


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