あんたはじゃあ家族のためなら死ねるのか?
みんなこんなのに、耐えていたのか
概要
CV:皆川純子
CV:鬼頭素世子(幼少期)
中学1年で、常に冷静で無表情で口数の少ない少年。カナの兄で、あだ名はウシロ。
物事に対しての関心や反応は薄く自己中心的なところがある。それでいて頭の回転は早く、他人の痛みに対して鈍感で戦闘中の仲間にも平気で暴言を吐くなど傍若無人な言動も多い。
例外的に同じ中学に通うカンジには友人として接している。
妹が生まれたときに母親とは死別しており、可奈に死んだ母のことを重ねて、手痛い暴力をふるう。寛治は彼女に当たる事で自分を遺して逝った母への不満を解消していると推測しており、それに対してウシロ自身も図星のような反応を見せている。
父親は中学校の教師で息子のことも生徒の1人として扱っており、ウシロから見た親子の繋がりは希薄である。
以下ネタバレ注意!!
実は、ゲームに興味を示さず契約の儀式の際プレートに触ったふりをしただけだったため、実際は契約を交わしていない未契約者であった。カナを契約させなかったのは、彼女が楽しんでいたら腹が立つからという単純なものだった。
ジアースの戦いに付き合っていたのは意図していなかったとはいえ彼がワクを突き落としてしまったことへの後ろめたさとカンジを案じていたから。
彼の母親は田中美純で、彼女が彼を恩師である父親に預けて去った過去があり
父親とは血のつながっていない養子である。
契約者となった美純は戦闘機で『キャンサーⅡ』との戦闘に参加するも、
撃墜され、敵に捕らわれてしまう。
彼女を殺し敵を倒すようカナに進めるが、
カナはそれを拒絶し、美純が自分の母親であることを伝える。
原作の自身の戦闘では何時かジアースとその戦いに関する真実を自分達の地球に公表できる日が来ると確信して、ある人物に自身の戦いの撮影を頼んでいる。
アニメでは自身の戦闘の後、自らの意志でジアースを解体し、一連のゲームに終止符を打った。
その名前が示す通り、漫画、アニメ、小説と全ての媒体で最後(後ろ)のパイロットを務めており、最も出番が多く、全編を通して精神的な成長が描かれたキャラクターであることから、物語の実質的な主人公と言える。