概要
CV:阿澄佳奈
ウシロ(宇白順)の妹で、小学4年生。自然学校には兄についてくる形で参加したため、主要メンバーの中では最年少。ウシロには日頃から暴力を振るわれいじめられている。
口数の少なく大人しい性格で、ゲームの契約の際にウシロが止めさせたため唯一の未契約者である。しかし戦闘時には毎回コクピットに呼び出され、自分の椅子がないためマキのベビーベッドに座らせてもらっている。アニメでは椅子の描写が漫画と異なっている者がおり、マキの椅子が安楽イスに変更されていたため、アンコのソファのフットレストの部分を借りて座らせてもらっていた。
兄からぞんざいに扱われているが決して逆らうことはなく、洗濯などの家事を一人で担っている。
幼い頃から、自分がウシロと父から母を奪ってしまったと思い続けてきた。兄のウシロが養子である事を父に聞かされてからは、家族の絆を保つためにウシロの暴力に黙って耐えていた。そして自分は母親に会えないが、せめて兄には会わせたいと、田中にウシロの生母の捜索を依頼していた。
最年少でありながら非常に思慮深く、ある意味で最も子供離れしたキャラクターである。
未契約者かと思われていたが、実はココペリの戦闘後にひそかにコエムシを呼び出して自ら契約を結んでおり、兄の前に13番目のパイロットとして選ばれ、兄と地球を守るために戦い死亡する。
アニメ版は漫画未完結のままで完結させたため物語途中からはアニメオリジナルのストーリーとなっており、特にカナに関しては結末がかなり異なっている。真実を知り、仲間が次々に死んでいくのを唯一の未契約者で安全な所から見ていることしかできない自分に後ろめたさを感じ、それにつけ込もうとしたコエムシにそそのかされて無理やり契約させられそうになるが、それを見かねたマチがその場で殺したため、最終的に契約せず最後まで生き残った。その後、ジアースの全ての戦いを知るただ一人の生存者としてダイチの弟妹達に自分の体験を語り継いでいくことを決意する。