加古功
かこいさお
死ぬのか?オレ死んじまうのか?いつだよ?いつ?
CV::藤田圭宣
切江洋介と同じ学校に通う中学1年生。性格は自己中心的で、自然学校にキリエを誘ったのは彼(一人で参加する勇気がなかったため)。
学校ではグループから酷いいじめを受けていてよくパシリにされている。
当初はゲームを軽く考え積極的であったが、ルールを知った時には混乱を見せ、自分の順番がきてからは更に恐怖に怯え錯乱し続ける。当初はゲームを軽く考え積極的であったが、ルールを知った時には現実を認められず、ナカマの作ったユニフォームを「死に装束」と呼んでウシロと同様に着ていない。
コエムシに本田千鶴と切江が仲がいいことを唆され、キリエにチズをとられてしまうのではないのかと思い込むようになる(実際彼はチズから畑飼から受けた辱めの内容を『電話で』聞いていたので相当近い関係にあったのは間違いない。自分がセカンドレイプされた過去を電話で話せてしまう彼女が異常すぎるだけかもしれないが)。
彼女をレイプしようとしてしまうが首筋にナイフを突き立てられ未遂に終わっている(更に彼女が経験済みであることを知らされている。最も相手は伝えられていなかったが、それが余計にキリエに対する思い込みを加速させることになる)。
戦闘が開始するも自らの経験不足と精神状態の悪化によりまともに戦うことができず、敵に攻撃を加えた重巡艦隊、航空部隊が全滅したことを知り敵前で逃亡。無駄に犠牲者を重ねるだけになる。
戦闘の放棄はこの地球の滅亡であることを皆知っていたものの、死を目の前にした彼に声を掛けられるものなどいなかった。ところが
キリエ
「カコ君…足、速いよね。」
この一言で彼は激昂、戦闘そっちのけでキリエに殴り掛かる。
田中美純がそれを制止しようとするも、その暇もなく
チズ
「できるって、言ったでしょ。」
首元にナイフを突き刺され、即死。あっけなく5人目の退場者となった…。
アニメ版ではキリエに加えてチズとも同じ中学校に通っており、チズの気を引こうと自然学校に誘った。学校でのいじめは描かれていない。ゲームの真実を知った後、チズを水族館に誘うが、チズが畑飼と性的関係まで持っていたことをチズの口から聞かされ絶望する。
その後コエムシがカコを呼ぶのを忘れたため、コックピットにカコだけがいない状態でパイロットに選ばれる。
チズは水族館にいるカコを見つける。カコは敵ロボットが迫る中、避難できないイルカ達にパイロットに選ばれ戦闘を回避できない自分を重ねていた。チズに好きだと告白し、原作同様彼女を襲うも抵抗され、その弾みに階段から転落して気絶し、直後に建物の崩壊に巻き込まれ死亡。戦闘さえできずに退場した。