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テトリスの編集履歴2019/10/26 02:26:53 版
編集者:IHN-01
編集内容:テトリス99の内容に加筆

概要

上から落ちてくるブロックを積み重ね、横ラインを揃えて消す。ただそれだけの作業を無限に繰り返す。

無心に繰り返す。ただただブロックを消していく。

途中「なぜ、私はこんなことをしているのだろう?」と考えるも今まで積み重ねてきたスコアの事を思いブロックを消していく。

指の感覚がなくなってきても止めどなく降り続けるブロック・・・。

途中、縦棒が来てほしかったのにZ型3連続で涙を流した(とはいえ、最近のテトリスではほとんど起きえない)。

やっと縦棒が来たと思ったら、操作ミスで横向きに配置してしまい涙を流した。

それでも私達はブロックを消し続けるのだ。そこにブロックが在る限り・・・。

という悟りを開ければ、君も立派なテトリス神だ!

ちなみに、名称はテトロミノ(ドミノの四個版)+テニスらしい。

(モノ(1)リス→テト(4)リスといいたいところだがスペルが違う)

また只々不毛なだけではなく、一定の得点やハイスコアを更新した時にちょっとしたムービーが見られるものもある。

ブロックの名前

Wikipediaによると、テトリスのブロックのことは「テトリミノ」と呼ばれる。

以下は、各テトリミノの通称と特徴を紹介する。

みんな大好き、I=棒

J=「﹁」の形

L=Jの真逆

おそらく、一番の嫌われものO=「田」の正方形。回転させても意味がない。

S=水平に置くと、左上と右下が漥んでる形

T=「凸」の形。現行ルールではT-Spinというルールがあるため戦術の要になる。

Z=水平に置くと、左下と右上が漥んでる形

ライセンス

1996年にザ・テトリスカンパニーが設立され著作権を一括管理する事で様々な機種にテトリスを出す事ができるようになった。

それ以前は旧ソ連の外国貿易協会(ELORG)という機関が管理していた。イギリスのミラーソフトという会社がハンガリーの会社を経由してライセンス契約をしており、当時のテトリスはここからライセンス契約(の又貸し)していたのだが、任天堂ゲームボーイのテトリスを出す為になんと直接ソ連に渡航してELORGからライセンス契約を締結したのである。ちなみに時はまだ冷戦下であった為、交渉に向かったエージェントにはソ連の公安職員が常に付いていた中での緊張下におかれた交渉だったという。

実はミラーソフトが契約したのは「PCゲームのみ」の契約であった為、本来は家庭用ゲーム機アーケードゲームではできないものだったのである。

ミラーソフトからのライセンス契約をしていたセガメガドライブ版を完成・出荷目前にして発売中止を余儀なくされてしまい、同じくテトリスを販売していたテンゲンも任天堂相手に訴訟したがテンゲンのテトリスはミラーソフト経由のライセンスだった為権利がないとの判決が下された。

この時は半ば任天堂の独占の形になってしまったが、考え方によってはミラーソフト経由でそのままいってた場合には万が一著作権でモメた場合は旧ソ連と日本で国際問題に発展する可能性もあったとも考えられる。

メガドライブ版は幻となり、何らかの形で流出したものが海賊版カートリッジとして一時期出回っていた…が、実は海外でリリースされていたアーケードゲーム「SEGA MEGA-TECH SYSTEM」というメガドライブのアーキテクチャを利用したアーケードシステムの専用カートリッジとして出ていた。

カートリッジ自体はメガドライブのものと同じであったが、メガドライブでは起動できないようになっていた。

詳細は不明だが、バーチャルコンソールのテトリスは現在配信終了しており、バーチャルコンソールにもライセンスが有効な期間があったと推測される。

その後、メガドライブミニ最後の一本として幻に終わったメガドライブ版テトリスが復活。

なんと当初のものではなくアーケード版の完全再現という気合いの入れ方である。

音楽

テトリスの音楽といえば、皆が口を揃えて答えるのがロシア民謡の「コロブチカ」であろう。

テトリスといえばコロブチカ、コロブチカといえばテトリス(もしくはフォークダンス)と言われるくらいである。

ただし、テトリスによってはコロブチカのアレンジが異なるものもある。

ちなみにゲームボーイのテトリスのBGMのTYPE-Aはコロブチカであるが、通信ケーブル同梱版のものは何故かTYPE-Aがメヌエットになっている。ただし、通信対戦には問題ない。

テトリス99

ニンテンドースイッチのオンライン同時99人マッチングである「テトリス99」があり、同時対戦では最大規模を誇る。ただし、Nintendo Onlineに加入しないとプレイできない・追加コンテンツを購入すると従来のテトリスである「マラソン」等で遊ぶ事もできる。

日替わりのミッションを達成するとロックされているスキンを解放するのに必要なポイント(15必要)がお題一つにつき1ポイント貰え、追加コンテンツを購入するとさらにミッションが増える。

スキンはデザインが変わるだけではなくBGMも変わる。

本作は最後の一人になるまで対戦が続くバトルロイヤル形式であり、お邪魔テトリミノを相手フィールドに送り込むことで対戦相手を「攻撃」することが可能なため、攻撃態勢が整いだす中盤以降ともなると脱落者が出まくるのはザラである。他のプレイヤーをKOすると「バッジ」が貯まり、攻撃の際にお邪魔テトリミノを送れる数が増えるようになっていく為、いかにKOしてバッジを貯めて後半戦(残り人数50人以下~最後の1人)で勝負を決めるかがミソとなる。残り人数が一桁になると落下速度が最大になる為、ちょっとのミスでさえも命取りとなる。

ちなみに、対戦中は4つの「作戦」を自由に切り替えることができ、瀕死の対戦相手を優先的に狙ったり、自分を狙っている相手に対して強力なカウンターを仕掛けたりと、攻撃の目標とパターンをある程度切り替えることができる(個別にターゲットを指定することも可能)が、それぞれに一長一短があるため状況に応じて「作戦」を都度切り替えることは生き残る上で重要なテクニックとなっている。

なお、最終的な勝者である最後の一人は「テト1」と呼ばれる(※)。

99人とかなりの大人数による対戦に加え、誰が誰を狙っているかは対戦中はわからない仕様になっているほか、(多少のにももちろん左右されるが)最終的には「己のテトリスの腕前」こそがものをいうシステムであるため、プレイヤー間のイザコザが起こりにくく、また脱落者はすぐに次のマッチングに移行できる(もちろん他の対戦中プレイヤーをそのまま観戦することも可能)ので、オンライン対戦ゲームにありがちな殺伐とした空気やプレイヤーのストレスもたまりにくく、初心者に対する敷居も決して高くはない。有利な状況と運さえあれば「テト1」になる可能性は0ではないのである。

オンライン対戦ゆえにたまにイベントが開催される事があり、テトリス99をプレイして100ポイントを貯めてイベント限定スキンを入手する事ができる。テト1を達成すると一気に100ポイント貰える為同時にスキンが貰えるという優勝賞品でもある。なお、イベント期間は一律専用スキンに変わるので自分が選択しているスキンはその時は設定不可能。

※…PUBGの「ドン勝」が浸透してるせいでテトリス99の一位もドン勝と呼ばれる事があるが、公式ではあくまでテト1である。一時期は「ドン勝テトリス」と呼ばれていた。

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