東方Projectで登場するスペルカードの一つで博麗霊夢の代表的な弾幕。様々な作品で登場し、また各種バリエーションも存在する。 pixiv上のタグとしては霊夢がこれを使っている(使おうとしている)様子を表した作品につけられることが多い。
概要
東方Projectのシューティングゲーム作品、ならびに格闘ゲーム作品どちらにも登場し、基本的な内容としては共通している。魔理沙曰く、霊夢が良く使う弾幕。
初出は全スペルカードのうち最も古く、ZUNが開発に携わった『ラクガキ王国』というゲーム内で登場する「ハクレイのミコ」(見た目は旧作の靈夢に近い)が使ったのが最初である。
基本仕様
技の基本的な性質としては、霊夢から色とりどりの大き目な光弾が次々と飛び出しては相手めがけて飛んでいき、当たると同時に炸裂する。この光弾は妖怪が最も嫌うありがたい光で、無理矢理妖怪を封印してしまうらしいが人間にもダメージを与えることが可能。なお、場合によっては光弾ではなく札をばら撒くこともある。
バリエーション
霊夢の基本的な技であるらしく、その応用系として様々なスペルカードが存在する。
※登場作品の略号:紅魔郷=紅、妖々夢=妖、萃夢想=萃、永夜抄=永、花映塚=花、緋想天=緋、星蓮船=星、非想天則=非、神霊廟=神、心綺楼=心
スペカ名 | 概要 | 登場作品 |
---|---|---|
霊符「夢想封印」 | 性能は前述の通り。基本的に強力。ただし、花では光弾の代わりに大量の札が飛んでいく。 | 紅、花、星、神、心 |
神霊「夢想封印」 | 微妙に名前が違うが内容的にはほぼ同じで強力。ただし萃では弐符、緋・非ではコスト5でありおいそれと使えない。 | 萃、緋、非 |
霊符「夢想妙珠」 | 萃、緋、非では夢想封印の下位技的扱いであり、夢想封印より光弾の数が少なく低威力で出が遅い。永では通常ボムとして登場し、紅などの夢想封印なみに高威力。 | 萃、永、緋、非 |
神霊「夢想封印 瞬」 | 永ではプレイヤー・ボス双方のラストスペルとして登場。プレイヤー版は通常と違い光弾が飛んでいく過程が見えず、敵がいる場所でいきなり炸裂する。ボス版は霊夢が高速で移動しつつ札をばら撒く。非ではCPU専用技として登場、永のボス版に近い攻撃となる。 | 永、非 |
霊符「夢想封印 散」 | 妖では高速時のボムであり、相手を狙わず即座に光弾を撒き散らし低威力。永ではボスとして使用し、大量の札をばら撒く。 | 妖、永 |
霊符「夢想封印 集」 | 妖では低速時のボムであり、一拍おいてから相手に攻撃を集中させるため「散」よりは高威力。永ではボスとして使用し、撒いた札が一定の間隔で自分のほうへ向きを変えながら迫ってくる。 | 妖、永 |
散霊「夢想封印 寂」 | 「散」の純粋な強化版。尚、永では「散」「寂」ともに時間経過ごとに弾幕が激しくなる特徴がある。 | 永 |
回霊「夢想封印 侘」 | 「集」の純粋な強化版。難易度が高いほど札の弾速が上昇し、ホーミング性能が高くなる。 | 永 |
霊符「夢想封印 円」 | CPU専用技。一定時間自分の周囲に光弾を展開し自分の周囲で回転させながら飛び回り、一定時間後に光弾を相手に向かって放つ。 | 非 |
オリジナル「夢想封印」
二次創作的に、原作中にはない新しいタイプの夢想封印を描いた作品も存在する。また、霊夢のネタ弾幕として、あるいは霊夢の何かを表現するためにも夢想封印が用いられるケースもある。
- 実用
- ネタ
- もはや弾幕ですらない
_余談
ラクガキ王国ではバトル班がマスターアップ後に差し込んだものであり、
技名はゲーム中の文字が独自フォントを使うため作中のセリフに既に使われた漢字を集め名付けられている。