概要
『テラフォーマーズ』に登場する人物。
民間警備会社一警護の社員(課長)。7か国語以上に精通するインテリで、作戦立案・状況分析に秀でる。
第2部の序盤から染矢龍大と共に酒場のマスターをしていた本多晃を保護している。
普段着用しているサングラスの中に変身薬を隠しており、ツルを押すことで人為変態が可能。
本格的な登場となった第3部では捕まえたテラフォーマーの記憶から本拠地を探り当てる活躍を見せ、燈・本郷と共に中国軍の研究所に乗り込んだ。
能力
ベースとなっている生物は爬虫類型・ニシダイヤガラガラヘビ。
本来蛇はピット器官と呼ばれる赤外線探知機能を有し、目や耳が弱い代わりに周囲の熱を探って獲物をしとめる習性を持つ。中でもニシダイヤガラガラヘビは通常の蛇の10倍も鋭敏なピット器官を有する。
発動時には全身にウロコが生え、顔にガラガラヘビを思わせる模様が浮く。ピット器官が活性化している際にはサーモグラフィーのように周囲が見える…わけではなく、全身の触覚がワサビを受容している感覚器と同様に研ぎ澄まされる。
そのため日向の専用装備はワサビ受容体を活性化させる薬であり、キャンディ型とタバコ型がある。
なお、蛇は肋骨を開けて胴体を膨らませることにより巨大な獲物を丸呑みにできる。この特性を生かし、日向は爆発的な肺活量を得、それを応用した爆音攻撃もできる。