CV:家中宏
実写映画版キャスト:小栗旬
概要
第1部時は東工大教授の博士。母校の国立城南高校で火星についての講演なども行っていた。技術者として「バグズ2号計画」に関わっているが、核兵器が持てず国連で立場の弱い日本のために抑止力・戦力としてテラフォーマーを活用するため、彼等の卵鞘を秘密裏に持ち帰るという独自の計画を画策していた。バグズ手術の内幕に侵入、一郎とウッドを唆し自らの計画に加担させた。携帯通信機で連絡を取りウッド達に指示を出していたが、進化した個体のスキンヘッド型テラフォーマーの誕生により計画は頓挫、第2部ではU-NASAから追われる身となっており、抹殺の対象として手配されている一方で膝丸燈という人工的にバグズ能力を持つ子供を生み出した唯一の科学者であるため、その技術を各国から狙われているため埼玉県で名と姿を変えてバーのマスターをしていたが、七星に保護され『一警護』の研究要員として席を置く。かつて自分の犯した過ちをずっと悔いていたが、燈らと出会ったことでもう一度人々のために研究に取り組むことを決意した。
第3部ではA・Eウィルスに対するワクチンの研究を続け、多くの人命を救っている。ワクチン開発に力を注いだことで日本のM.O.能力者を増やす研究はできなかったが、「既に手術に成功した人物」の強化に着目、新たに「天異変態」、通称C.B.技術(キマイラ・ブラッド・オペレーション)を産み出した。
実は燈と同じ児童養護施設の出身だった。2回の飛び級の後14歳でアメリカに渡るほど優秀であったらしいが、施設には最後まで馴染めなかったという。
実写映画版では奇抜なファッションセンスの持ち主。日本政府の支援を受けて計画を立案し、小吉たち乗組員を計画に勧誘したという設定が追加されている。