「創る楽しみいっぱい!」のキャッチフレーズで車両組み立てキットや建築物組み立てキットなどをメインに展開していたが、近年では塗装済み完成品に主軸を移している。
通称は「GM」「グリマ」。
組み立てキット
現在販売されている組み立てキットは未塗装品と塗装済み品の2種類があり、未塗装品は更に以下のように分類される。
- カスタムキットシリーズ
国鉄や私鉄の通勤車がメインのシリーズ。パーツはランナーにくっついており、組み立てる際はニッパーでランナーから切り出す。いわゆる板キットで、台車や動力ユニットは別売。
- バリエーションキットシリーズ
カスタムキットに台車・動力ユニットを加えたもの。小型車両がメイン。
- ペアキット
未塗装ながら車体が箱型に整形済みのキット。
- エコノミーキット
4両程度のセット品のキット。
- エボリューションシリーズ
車体を箱型に整形済みとし、更に色々なメーカーの部品を流用できるようにした次世代のキット。台車・動力ユニット類は別売。
塗装済みキットは既に塗装した状態で販売されるキットで、一部のパーツさえ塗装すれば簡単に組み上がる。板キットタイプもあれば箱型に整形済みのタイプもある。
完成品
「私鉄に強いグリーンマックス」を自称しており、大手私鉄の近代的な車両を中心にラインナップしている。
マイクロエースと同様、大手二社(KATOとTOMIX)の合間を縫ったニッチな商品展開を得意とする。
そのため製品あたりの販売数が見込めず、少量生産となることから価格は高い傾向にある(6両セットで定価約3万円)。
後に自社製に移行するが、低速での動きが非常に悪く、動力だけ他社製に換装するユーザーも多かった。
2017年に待望の新動力(コアレスモーター)を実装し、この問題は解消された。
また、2000年頃には既に当たり前だった方向幕の点灯機能も実装されておらず、長らくユーザーの不満の種であった。
こちらも2017年発売の製品で初めて実装し、以降は順次展開していく予定である。
ただし、同様にとうの昔から当たり前となっている中間車の貫通幌は未だに装着されておらず、一部製品では内装も省略されている。
床下機器も部品共用の為に実車と異なることが多く、車体造形以外のリアリティは高くない。
103系のJR西日本仕様を最初に製品化したのは同社であり、車両自体の汎用性の高さもあって現在までタイプを変えながら販売されているロングセラーである。