作詞:上杉昇
作曲:織田哲郎
編曲:葉山たけし
概要
1994年6月8日に発売されたWANDSの8thシングル。「世界が終わるまでは…」は誤記。
スラムダンクの二代目エンディングテーマ。エンディングの他にも作品内屈指の名場面と名高い三井寿の「バスケがしたいです」のシーンでもBGMに使われたのは有名な話。
この頃WANDSはすでにテレビ出演を行っておらず、前年11月発売の「Jumpin´ Jack Boy」からも長らくリリースが途絶えていた。そしてボーカルの上杉昇もこの曲が発売される二月前のNirvanaのカート・コバーン自殺に影響されグランジロックに深い関心を持っていた時期でもあった。
そのためなのか曲自体はそれまで目立っていたシンセサイザーはかつてほど目立たなくなり、ギター主体のロックテイストの強いバラードに仕上がった。
オリコンでは1994/6/20〜6/27間で二週連続1位を獲得。トップ100内にも5〜6ヶ月間(19週)ランクインするロングヒットとなり、120万枚を超えるミリオンセラーとなった。また、これがWANDSでは最後のミリオン作品でもある。
現在WANDS時代に否定的な意見を持っている上杉もこの曲はかなり気に入っており、現在所属しているバンド・猫騙やソロのライブでも披露している他、2018年に発売された自伝のタイトルにもなっている。
アニメタイアップ曲でもあるため、2012年のアニメロサマーライブでも上杉が作曲者の織田哲郎(TETSU)と共にサプライズゲストとして登場し、この曲を披露した。
2017年9月にも上杉が単独参加した台湾ライブでも大きな反響を受けた。さらにはバスケ繋がりで楽天のNBAイベントにも出席し、この曲を披露している。
また、2019年に新生ボーカル上原大史を迎えた第五期WANDSでも披露されているため、現在元祖上杉バージョンと新生WANDS上原バージョンの二種類が存在することになり、どちらも異なる意味合いで「本家」なので意見が割れそうな曲でもある。
関連動画
織田哲郎が語る「世界が終るまでは…」
第五期(上原大史)バージョン