人物概要
ユイス・エルス・イト・エグム・エド・コルゴン
「迷惑来訪者」(ナイトノッカー)の異名で知られる、黒ずくめの服装に長い黒髪、丹精な顔の唇に刀傷を持つ、長身で寡黙な男。
牙の塔時代のオーフェンの兄弟子にあたり、オーフェンと同じく師のチャイルドマン・パウダーフィールドからその暗殺術の全てを学んだ大陸最高クラスの暗殺技能者。黒魔術の腕前もレティシャを凌ぐほどだが、基本的に魔術に頼ろうとはせず滅多に使用しない。劇中で黒魔術を使用した際には「我は放つ光の白刃」など、オーフェンと同じ型の詠唱を使用している。
放浪癖があり、ほとんど牙の塔には居ないがチャイルドマン教室の仲間たちも「そういう奴」だと見做して全く気にしていない。仲間の中ではオーフェンやコミクロンと仲が良かったようである。
無表情・無感動のように見えて、どこか浮世離れした価値観を持つが、本人にはあまりその自覚が無く、作者いわく「天然」だそうである。
様々な場所で様々な立場や人間関係を構築しており、上記の名前はそれらの場所で個別に使用している名前を並べたものである。彼自身にとっての本名が含まれているのか他にあるのかははっきりしていない。キリランシェロ(牙の塔時代のオーフェン)達に教えた際には「呪文みたいだ」と言われており、コルゴン自身も否定せず「完成した時には何が起こるんだろうな」と返している。
ちなみに劇中(第二部時点)ではチャイルドマン教室のメンバー唯一の既婚者だったりする(既に離婚していたが)。