偉大なる闘竜は、闇の扇舞と炎の息吹によって呼び覚まされる。
カードとしての能力
キラ・ゼクス・ドラグーン |
SR 火文明 コスト6 |
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 9000 |
W・ブレイカー |
自分のターンのはじめに、バトルゾーンに自分の《竜音のキラ》が1体もなければ、カードを2枚、自分のマナゾーンから墓地に置く。 |
バトルゾーンに自分の《竜音のキラ》が1体でもあれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。 |
概要
DM-21「不死鳥編 第3弾 封魔王の系譜」にて登場したクリーチャー。
能力やカードイラストに小さく竜音のキラが描かれているということもあって、竜音のキラと一緒に組み合わせることを前提としているクリーチャーであり、竜音のキラが存在している状態でバトルゾーンに出せば、スピードアタッカーを得ることが出来る。あちらの能力で1コスト軽減されるので、スピードアタッカー持ちの5コストパワー9000のW・ブレイカーとして使える。
なお、竜音のキラがいない状態でバトルゾーンに出してしまうと、自分のターンのはじめに自分のマナを2枚も減らしてしまう。必ず竜音のキラがバトルゾーンに存在している時に召喚しておこう。
とはいえ、相棒の竜音のキラはパワー1000と低いため、相手の除去カードで簡単に除去されやすいのが辛い。相手のターンに竜音のキラが除去されてしまうと、次の自分のターンにマナを減らされてしまう。
また、竜音のキラはコスト3、こちらはコスト6なので、あちらのコスト軽減を使っても綺麗に繋がらないという点も残念な部分である(恐らく竜音のキラを複数出し、保険を掛けておくようにということを示しているかもしれない)。
そもそも、同じようなデメリット持ちのティラノ・ドレイクには戦神アロロが存在し、そちらの方が軽い上にデメリットも軽く、竜音のキラから綺麗に繋がってしまうのも痛い。
このカードを使う場合は、竜音のキラを生き残らせる手段を考えたり、デメリットをキャンセルする手段を用意したりする必要があるだろう。
デュエル・マスターズ プレイス
デュエル・マスターズ プレイスでは、DMPP-08EX「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」で実装された。
- プレイス版での能力
キラ・ゼクス・ドラグーン |
VR 火文明 コスト6 |
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 9000 |
W・ブレイカー |
自分のターン開始時、自分の、名前に《竜音》とあるクリーチャーがなければ、自分のマナゾーンからランダムなカード2枚を墓地に置き、自分の山札から名前に《竜音》とあるクリーチャーを探索し、1枚バトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。 |
自分の、名前に《竜音》とあるクリーチャーがあれば、このクリーチャーは「スピードアタッカー」を得る。 |
レアリティはSRからVRに降格されたが、能力がいろいろ変更されている。
まず、TCG版ではスピードアタッカーを得る条件やデメリットが発動してしまう条件で竜音のキラを指定していたが、プレイス版ではゲームオリジナルカードである竜音のゼクスも登場しているため、「竜音」とあるクリーチャーに変更された。
TCG版では自分のマナが減ってしまうだけのデメリットになっていた能力は大幅に変更され、マナを2枚減らした後に、山札から「竜音」とあるクリーチャー(竜音のキラor竜音のゼクス)をバトルゾーンに出せるという能力に変化している。
また、プレイス版では竜音のキラの能力も変更された(このクリーチャーのみ2コスト軽減してくれるようになった)ため、4マナで召喚できるようになり、綺麗に繋がるようになった。
但し、マナを2枚減らして、山札から「竜音」とあるクリーチャーをコスト踏み倒しする能力については、召喚酔いしている関係でアタッカーにすることが出来ない。
そのため、マナが減っている関係上、攻め手は落ちてしまうため、山札からのコスト踏み倒しはあくまで保険として使うのが安全である。
余談
長らく進化クリーチャーではないティラノ・ドレイクの中では最高パワーを誇っていた。現在でもボルメテウス・レッド・ドラグーンなどと並んで同率1位になっている。