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センシティブな作品

ビトレイヤル・ドラグーン

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びとれいやるどらぐーん

ビトレイヤル・ドラグーンとは、TCG『デュエル・マスターズ』の登場人物、及び同名の登場人物をカード化したカードである。

カードとしての能力

ビトレイヤル・ドラグーン 闇文明 (6)

クリーチャーティラノ・ドレイク 1000

S・トリガー

このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手は自分自身のまたは自然のクリーチャーを1体選び、破壊する。

評価

早い話が、《バキューム・ジェル》の破壊範囲と《死の宣告》の「破壊対象を相手に選ばせる」を足し合わせた効果を内蔵したS・トリガークリーチャー。

元々《バキューム・ジェル》は範囲が限定的で光・自然を使わない相手にはトコトン腐ってしまい、《死の宣告》も破壊対象を相手が選ぶ関係上、既に役割を終えたクリーチャーを対象にされてしまうなど不確実性がある。

その扱いづらい面を足し合わせてしまった結果、このカードを優先して採用するメリットが殆ど無いという悲しみを背負ってしまっている。

一応、範囲が限定的である点と「対象を相手に選ばせる」という点がうまくかみ合えば、厄介なアンタッチャブルクリーチャーを事実上確定除去することも出来、そうでなくてもクリーチャーとして場に残せるので全く使い物にならないというわけではない。

S・トリガーでもあるため相手の意表を突くことも出来る。

ただ、その点を差し引いても強力なライバルが複数存在するためやはり優先度が下がってしまう。

なにより、元となった呪文はどちらもコスト4のS・トリガーであり、その二枚の扱いづらい点を寄せ集めた効果を持ったS・トリガークリーチャーでコスト6というのは地味に重い。

総じて汎用性に欠け、コスト論でも損しているため、種族を活かす等の理由が無い限り優先採用されることは少ないだろう。

余談

タグにもある通り基本女性として扱われており、足立たかふみ氏の描いた漫画『D・Mファイター焔』の全方位カードファイルに掲載された読み切り漫画でも女性として描かれている。

なお、漫画の執筆の際に公式側から性別に関して説明を受けなかったため、とりあえず女性として描いた模様。

デュエル・マスターズ_プレイスに実装された際も少女風の声が当てられており、公式にも女性として扱われている模様。

また、セリフ内容は読み切り漫画での性格付けと同じ、「気弱で争いを好まないが、やるときはやる」という感じのものとなっている。

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