概要
型式番号 | XM-02 |
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頭頂高 | 13.9m |
重量 | 19.2t |
本体重量 | 7.1t |
装甲材質 | チタン合金ハイセラミック複合材 |
出力 | 4,020kW |
クロスボーン・バンガードの主力量産型モビルスーツ「デナン・ゾン」をベース開発された、同軍の汎用型モビルスーツ。
見分け方は、耳の様な左右一対の頭側部アンテナが有って、左肩に三発の大型グレネードを搭載している方がゲー、耳の無い丸頭で肩アーマーが両方スパイクアーマーなのがゾン。
クロスボーンの初陣であるフロンティア・サイド制圧戦にて地球連邦軍のジェガン部隊を圧倒した事から、「旧世代の大型モビルスーツから新世代の小型モビルスーツ」への変遷を端的に表した機体と言える。作戦時はデナン・ゾンを含めて部隊の指揮を執る部隊長機や指揮官機として運用される事も多く、ザビーネ・シャルが指揮する「黒の部隊」仕様の本機もデナン・ゾンを2機随伴させている。
ベースとなったデナン・ゾンがスペースコロニー内に於ける白兵戦闘に重きをおいて開発されたのに対し、デナン・ゲーは一撃離脱戦法を前提としつつもモビルスーツとしてはスタンダードな装備を施した汎用機として設計されている。
デナン・ゾンが敵機を誘爆させる可能性がある火器を排除したのとは対照的に、こちらはビーム・ライフルやグレネード・ランチャーなどを装備し、既存のMSに近い中距離から遠距離の射撃戦に重きを置いている。ビームシールドのシールドビーム形成形状はベルガ系列に近い変形した方形の形である。
デナン・ゾンからの機体コンセプトの変更のみならず、各部アポジモーターの強化やセンサー・ユニットの増設などの改良も行われており、総合的な性能もデナン・ゾンと比べ上回っている。運動性能も高く、ジェガンの首を蹴り一発でもぎ取ったシーンはあまりにも有名。
また、機体の操作性も良好で扱い易かった事もあり、戦闘以外にも訓練機としても運用された。
カラー・バリエーションとしてザビーネ・シャル率いる『黒の部隊』仕様(配色は黒と紫基調)や『ダーク・タイガー隊』仕様(赤と紫基調)なども存在し、『黒の部隊』仕様はザビーネの駆るベルガ・ギロスが被弾損傷し使用不能となった際には本機を代替機として使用している。
立体物
- 食玩「GUNDAM CONVARGE」シリーズにラインナップ。一般機仕様と黒の部隊仕様の二種類が一般販売された。※現在は、入手困難