概要
ダイハツからブーンルミナスのOEMを受けて2008年から販売された小型ミニバン。ベースとなった(初代)ブーンがトヨタとダイハツの共同開発だったのに対し、こちらはダイハツの独自開発であった。
CMキャラクターとして富岡佳子・堂珍敦子・美沙子・桐田さゆり・石崎直美・里織・有規衣を起用した。これは想定される購入者層として30代~40代の子持ちの女性を設定し、これらの層に人気のファッションモデルをCMキャラクターに起用したのだがこれが顰蹙を買い、パッソセッテよりもブーンルミナスの販売成績が僅かながら伸びる結果につながった。
また、エコカー減税の対象にならなかった事や、ブーンやヴィッツヒンジドアを採用したことで「何でミニバンなのにスライドドアじゃないの!?」と不評を得てしまったことも販売不振の一因となった。これらはブーンルミナスも同様である。
2012年販売終了。マイナーチェンジどころか一部改良が一度たりとも実施されず、特別仕様車も設定されなかった。
ちなみに、この車の登場に伴い2010年10月限りで販売をやめたはずのシエンタだったが、この車の販売不振に伴い2011年6月に販売を再開する羽目になった。