概要
プリキュアシリーズと主にグラップラー刃牙シリーズとのクロスオーバー二次創作漫画。
作者は鉄獣28号氏。
東京ドーム地下闘技場に(無理矢理)集められたプリキュア達が地下闘士達と(望まぬ)激闘を繰り広げる。
刃牙シリーズに限らず他の版権作品のキャラも闘士として参戦する事もある。
(プリキュア側も味方キャラや改心した元悪役が参戦する事もある)
予測不能かつ時にギャグ、時にシリアス、時に感動(?)、そして時にはガチで激戦な対戦カードが見どころの一つである。
注意
クロスオーバー先の作品から察しはつくだろうが、作中では暴力・流血・リョナ要素が多く、読む人を選ぶ作品でもあるため、読む時はその点を了承した上で読んで欲しい。
また、話の中には決着シーンを省略したり、適当な所で切り上げる展開も多々ある。
(初期はそれが顕著)
デリシャスパーティー♡編以降は更にこのパターンが悪化。
対戦相手がバトルを仕掛けることなく、一方的に各々の持論をまくし立てた挙げ句、プリキュアは反論すら許されず次の週には別の試合に…という起承転結もなにもあったものではないエピソードが散見されるようになってしまった。
ただし、キャラによってはしっかりと決着まで描かれる場合もあり、時にはガチの激戦・熱戦が繰り広げられる事もあるため、良くも悪くも先の読めない作風である。
シリーズ一覧
東京ドーム地下闘技場へ招待されたプリンセスプリキュアと地下闘技場闘士達の死闘
全6話。 後のシリーズに繋がる下地の幾つかはここで確立されたものの、今まで作者が続けていた各シリーズのプリキュアにおける、(ほぼ)1話完結式のショートストーリーの、1コーナーという趣が強く、投稿間隔も導入部以外はかなり散発的であった。
東京ドーム地下闘技場へ招待された魔法つかいプリキュアと地下闘技場闘士達の激闘
全7話。徳川光成にまつわるシリーズの要素はここから登場。
こちらも投稿間隔が大きく開き、キュアマジカル、キュアフェリーチェの試合は、なんと年末近くにまでずれ込んだ。
東京ドーム地下闘技場に招待されたキラキラ☆プリキュアアラモードと地下闘技場闘士の激闘
全26話(プロローグ・エピローグを含む)。範馬刃牙の登場と、参戦はここから。
当シリーズから、本格的にこのシリーズに注力が進むのだが、他のシリーズとの兼ね合いもあってか、ストーリーの1つ1つは短めである。
HUGっと!プリキュアの敵はクライアス社だけでは無かった! 東京ドーム地下闘技場において地下闘技場闘士達とHUGっと!プリキュアの血で血を洗う死闘が今始まる!
全19話(プロローグ・エピローグ含む)。後述する一件の影響から、当シリーズ本編に関わるエピソードが幾つかカットされており、愛崎えみる/キュアマシェリと電(艦これ)のエピソードが未完結となっている。
スター☆トゥインクルプリキュアの敵はノットレイダーだけでは無かった。「プリキュアと言う名の宇宙最強の生物に挑戦する!」と言う目的の為に東京ドーム地下闘技場の闘士達が次々挑戦状を叩き付けて来たのだ!
全24話(プロローグ・エピローグ含む)。今作が、宇宙と星座をテーマとしたプリキュアであることを踏まえてか羽衣ララ/キュアミルキーが一番槍をつとめる。
また、作者による最終回後の総評も今作から始まっている。
東京ドーム地下闘技場において地下闘技場闘士達の間で「プリキュアと闘いたい病」のパンデミックが発生。プリキュアと闘いたい病に蝕まれた地下闘技場闘士達をヒーリングっど♥プリキュアがお手当てする!
全16話(プロローグ・番外編・エピローグ含む)。当時未曾有のパンデミックを引き起こした新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、公開予定であった映画プリキュアミラクルリープ_みんなとの不思議な1日が10月末への2度の延期を余儀なくされた。これにより、『春映画での新旧プリキュア共演をもってシリーズをスタートする』という当時のコンセプトに支障が発生、本シリーズの開始は11月からという異例のスタートとなった。
また、今作ではのどかの担当医に関する設定を刃牙キャラを絡めた独自設定(後述)で進めていたが、更新途中で原作本編にのどかの担当医である蜂須賀先生が登場する事態が発生してしまった……のだが、「いつまでも記憶してちゃあ二次創作者は務まらねぇ」「都合の悪い事は忘れよ」と独自設定を貫いている。
トロピカル〜ジュ!プリキュアの敵はあとまわしの魔女軍だけでは無かった。東京ドーム地下闘技場の地下闘士達が強烈なやる気パワーをみなぎらせトロピカル~ジュ!プリキュアに襲い掛かる!
全34話。今作から戦闘描写が量と質共に大幅に向上し、特にキュアコーラル、キュアパパイア、キュアラメールはそれぞれ5話以上に渡る気合いの入った展開となっている。
デリシャスパーティ♡プリキュアの敵はブンドル団だけでは無かった。東京ドーム地下闘技場に棲む地下闘士達がデリシャスパーティ♡プリキュアに襲い掛かる!
全37話。今作から地下闘技場での戦いに対してフォローが入るエピソードが追加された。
他シリーズと比べて肉体・精神の両面でリョナ要素が強めで、試合回では必ず『リョナ要素があります』と注意書きを入れている。
特にキュアヤムヤムの試合はシリーズ全体通しても特に苛烈な展開となっている。
前年度の映画トロピカル〜ジュ!プリキュアプチとびこめ!コラボ♡ダンスパーティ!を最後に、プリキュアの春映画枠が失くなったことで前述したシリーズ全体のコンセプトがここで消失、
徳川を通して『例年通り地下闘技場での戦いを行う!』と大見得をきったのもつかの間、なんと翌週に東映アニメ不正アクセス事件という前代未聞の事件が発生、5週に渡って放送が振り替え等で休止すると共に、本シリーズもその間一切の更新が途絶えるという珍事となった。
ひろがるスカイ!プリキュアは立派なヒーローを目指すべく、既にヒーローとして活躍している先輩ヒーローの胸を借りるのであった………
全43話(本編後の番外編含む)。本作では一転して、クロス先が今までのシリーズにもちょくちょく出演していたキン肉マンに変更。
試合会場も地下闘技場ではなく、超人委員会が用意したスタジアムで行われる。
この変更については作者曰く、「決して荒らし紛いのクレームに屈して日和った訳ではなく、ヒーローを題材にするプリキュアの相手として相応しいと判断したから」との事。
今作はキン肉マンの作風に強く影響されており、突拍子も無い展開や明らかに原作と矛盾した・・・と言うか原作をガン無視した設定が見られる。
(しかもましろ以外、全員それを疑問に感じていないカオスっぷり)
※参考画像
(「こんな過去あったっけ?」「無いだろこんな設定!」と思った画面の前のアナタ、安心してください。アナタの記憶は正常です)
ある意味シリーズで一番フリーダムかつやりたい放題である。
わんだふるぷりきゅあ!が戦うのはガルガルだけでは無かった。わんだふるぷりきゅあ!の前に数多のふれあい動物達が姿を現す。
現在連載中。
前年から更に額面を一新、対戦相手も一捻り加えられ、動物系キャラとなる予定。
…だったのだが、人間だって動物だ!というもっともらしい理屈をつけたうえで、闘将!!拉麺男に登場した筋肉拳・蛮暴狼が登場したことにより、このコンセプトは半ば破綻してしまった。
(とはいえ、早い段階でこうなる事を予想する声はコメ欄に既にあったのだが)
作者によれば、当初は闘将!!拉麺男の設定・キャラクターを中心に物語を組み上げる予定だったのだが、わんだふるぷりきゅあ!の戦わないプリキュアというコンセプトを鑑みた末に変更を行ったとのこと。
(なお、後に闘将!!拉麺男に登場した巨大アルマジロや、前述の筋肉拳・蛮暴狼がプリキュア達の対戦相手としてあてがわれたほか、屠殺鬼玉王がチョイ役として登場するなど、当初のプロットを匂わせる描写が多々見られる)
…ただし、当シリーズのキャプションを見るかぎり、作者が本作品のコンセプトを理解しているとは言いがたいところがあり、事実当シリーズのコメント欄においてもふれあい動物まつりと表する格闘大会と指摘を受けている。
なお、本シリーズは作者の別作『ユーノⅡ・スクライア 戦いの日々』、『無限書庫鎮守府の日常』等と世界観を共有していると思われ一部シリーズが諸事情により打ち切りとなり削除されたことから、スター☆トゥインクル編以前のシリーズにおける続編や後日談など、一部カットされたエピソードも存在する。
登場人物
主催者
「この世にはな…プリキュアと戦いたくて戦いたくて戦いたくて仕方が無い
そんな漢達が無数におるんじゃ!
そんな彼らをプリキュアに引き合わせる
それこそがわしに天が与えたもうた使命…天命なのじゃ!」
ご存知刃牙シリーズに登場する日本経済界のドンで、本編における地下闘技場の主催者にして全ての元凶であり諸悪の根源。
格闘技とプリキュアをこよなく愛し、プリキュアと地下闘士の試合を(勝手に)プロデュースする。
しかもその為には拉致・買収も辞さないとんでもねージジイである。
作中では何度かプリキュアが最終回を迎えると同時に寿命を迎えるが、その都度次回作の事を勇次郎から聞かされて復活する凄まじい生命力の持ち主。
生命力だけなら勇次郎並みなんじゃないかコイツ?
(ちなみにHUGっと編のラストでは2040年代にも存命している事が明かされている)
プリキュア側からすれば自分達を拉致同然に闘技場に連れ込み、屈強な闘士達と否応無しに戦わせてくる迷惑極まりない話なのだが、立場が立場な上に『強敵との戦いの予行演習・特訓を行い実戦経験を積む』という大義名分は十分に果たせているというのも事実な為、文句を言おうにも言えない厄介な事この上ない存在。
(実際、デリシャスパーティー♡編以降「(当シリーズでの)今までの戦いは、決して無駄ではなかった!」と強調するエピソードが描かれるようになり、更に主役キュアは、続編では自分も後輩プリキュアの召集に加担させられるという悪循環)
しかし、こんなんでもプリキュアへの思い入れと彼女達の成長を願う気持ちは本物であり、作中で死亡した際は交流したプリキュア達から悲しんで貰えてる辺り意外と人望はあるのかもしれない。
ひろがるスカイ!編では主催者の座を他組織に譲るも、相変わらず裏で買収工作などを行っている模様。
それ以降は話題にこそ暗躍が示唆されていた程度で表舞台に姿を表す事は減った。
と、思いきやわんだふる編では主催者に返り咲いた事が判明した。
(一応名義上は謎の人物・ミスターTとしての登場だが、サングラスをかけてるだけなので読者からは正体バレバレである。どこのミスターXだお前は?)
徳川の付き人兼ボディガード。
協力者への報酬(後述)受け渡し役も担当している。
回想によれば彼もまたプリキュアとの対戦経験がある模様。
主役キュア達
別名・徳川被害者の会。
毎回何かしらの口八丁手八丁で徳川に買収された前作主人公に騙されて地下闘技場へと売られて戦わされる羽目になる。
続編では罪悪感に苛まれ、押し潰されながらも、多額の報酬と引き換えに今度は自分が後輩を地下闘技場へと売り渡すのが恒例行事。
詳細な戦闘シーンは無いが、彼女以前のプリキュアも地下で戦わされていた事が示唆されている。
彼女の地下闘技場における壮絶な過去はシリーズ投稿以前に単発の作品でいくつか投稿されており、彼女の前任の主役キュアである相田マナは最大トーナメント準優勝者と35分24秒に渡る激闘を繰り広げた事が明らかになっている。
記念すべき地下闘技場での戦いが描かれた最初のプリキュア。
日本武道を背負う武道家と対戦。
ロシアの死刑囚と対戦。
ある意味本作における戦闘力のヒエラルキーを確立したキャラとも言える。
「もうお父さんの空手…馬鹿に出来ないかな…」
↓
「スイーツだけじゃなくあの子達まで売っちゃったよ…私…」
徳川から、その戦闘スタイルを「格闘家相手に粉塵爆発で戦うようなもの」という(嫌な)評価を受けている。
「私達…一生懸命秘密にしてたのに…
どうしてここの人達は何もかも知ってるの…?」
↓
「今の私…めちょっく…人でなし…」
本作では父・野乃森太郎にある独自設定が付加されている。
後に同作者による別シリーズに出演するも、
「それが本当に、『あなたのなりたいもの』なんですか!!」
と他人のやり方にアレコレ指図しては、騒動を悪化させるトラブルメーカーと化してしまった…のだが、そのシリーズが打ち切りとなり削除されたあたり、後述のゆいに比べると幾分救われたのかもしれない。
「キラやば…キラやば…キラやばだよ〜…
今まで色んな星を見て来たけど…こんなキラやばな所が地球の日本にあったなんて…」
↓
「今の私…宇宙で一番のひとでなし…」
前述した通り、原作のテーマを踏まえて一番手をララに譲った為、本シリーズにおいて唯一、主役キュアながら二番手を務める。
「ここの人達は私に一体何をさせるつもりなの?」
↓
「今の私…ダルイゼンが見たらどう思うかな…」
本シリーズでは、設定が変更されており、担当医が某スーパードクターとなっている(後述)。
ちなみに、彼女達が倒したビョーゲンズの幹部達は『地獄だと逆に喜びそうだから』という理由で天国へ送られたらしい。
「こ、こんなの…全然トロピカってないよ…」
↓
「経営が苦しいらしいお母さんの水族館を救うにはあの人の言う事を聞いて資金援助してもらうしかなかったから……」
先述したコーラル達と比べると、試合描写は全3話と若干不遇感はあるものの、プリキュアとしての覚悟を見せ、対戦相手から「最年少の侍」と称えられるなど、主役として抑えるべき所は抑えている。
(ちなみにキュアフラミンゴの試合は全2話と彼女より少ない)
「ねぇ…何なの…?ここ…いったい何なの?」
↓
「おいしーなタウンを復興させるにはこうするしかなかったの……」
前述のはなと同じく、同作者による別シリーズに出演している…のだが、
・当シリーズの主人公に、品田拓海を差し置いて横恋慕されている
・生き物を調理して食べたり、衛生上やむなく食べ物を捨てたりしただけで、
・ひろがるスカイ!編でも上記の罪悪感に苛まれるシーンで超特盛の牛丼をがっつきながら謝罪するといういまいち説得力に欠ける描写にされる。
など、不遇な役回りが多い。
しかし、本編では酷い目に遭う事が多いデリシャスパーティー♡編のプリキュア達(味方キャラ含む)の中では比較的マシな扱いにもなっている。
余談だが、作中において徳川に対してキレて「クソジジイ」と罵倒した唯一のキャラでもある。
「ゆいさん!これは一体どういう事なんですか?」
↓
「俗に言う闇堕ち・悪堕ちした者も今の私の様な苦渋の末の決断だったのでしょうか?」
他の主役キュア達と比べて確実に強くなっているという実感がある為、わんだふる編では必要な事と割り切ろうとしている節があったが、結局は罪悪感に涙する。
『説明したとしても理解できるわけがない』とこむぎを見下すばかりか、一切の説明なく暴力をもってわからせようとする対戦相手を容認するという普段の彼女らしからぬ一面も見せているが、実際は演技をして汚れ役に徹していただけで、いろはから指摘されるまで自分が泣いている事にさえ気付かない程に精神を擦り減らしていた。
(これまでの主役キュア達も罪悪感で泣く事はあれど決して後輩の前で涙は見せないようにしていたのを鑑みると、彼女が相当無理をしていた事が分かる)
作中では徳川との面識は無いが、こむぎ達を売り渡した際に、その見返りとしてある勢力に滅茶苦茶にされたソラシド市を復興させる為の支援を受ける事になった事が語られている。
「ちょっと待って!一体何をさせようって言うの?
って言うかここの人達は何でプリキュアの事知ってるの?」
現主人公。相方のいろは共々『動物とのふれあいイベント』と騙されてふれあい(暴力)なイベントに参加させられる羽目になる。
自分と同じ人語を喋り人間態に変身する対戦相手の犬を見て声をあげて驚いていた。
余談ではあるが、本来の姿での散歩シーンにて、犬服を着ていないという作画ミスが存在する。
また、主役交代を描いた話では普通に戦って悪行超人を撃退している(戦わないプリキュアなのに・・・)。
「ソラさん貴女は何を見たの?さっきの話も続きがあるんでしょ?ソラさぁぁぁん!」
同じく現主人公。
こむぎとの散歩中、不良(に扮したスタッフ)とソラによるマッチポンプの芝居にまんまと騙されてふれあい(暴力)イベントに参加させられ、かつて最大トーナメントでロシアの巨雄と戦った大蛇とふれあう羽目になる。
地下闘士達
強者との戦いを求めるファイター達。
シリーズお馴染みのレギュラー陣は勿論、知る人ぞ知るマニアックなキャラや、果ては他作品のキャラやオリキャラまで多数参戦する。
フィジカルではプリキュアに劣るも、それを技で補って戦う。
中にはプリキュア達と互角に渡り合い、あるいは圧倒してしまう程の猛者も……。
描写と戦績を見る限り、相性の問題もあるがプリキュアの基本戦闘力は刃牙シリーズレギュラー陣に近いと思われる。
(相性に関して例を挙げると、花山やオリバのようなフィジカル重視のキャラなら互角か若干有利だが、独歩や渋川といった高い技量を持った技巧派のキャラには圧倒されやすい傾向にある)
ご存知刃牙シリーズの主人公。地下闘技場現チャンピオン。
基本的に解説役だが、時折自らも参戦して戦う事も。
(ただしプリキュアとの直接対決は、スター☆トゥインクル編までずれ込むこととなった)
チャンプの座に恥じぬ実力を持ち、デリシャスパーティ♡編にて対戦したローズマリーが手も足も出ない程の強さを誇る。
しかし彼自身は、プリキュア達の秘めたポテンシャルを高く評価しており、同シリーズ終盤ではリアルシャドーで自身のイメージした本来の彼女達から遥かにかけはなれたデリシャスパーティープリキュアの面々に、逆に圧倒されてしまうという姿を見せている。
刃牙の彼女。
刃牙が出張る度にどこからともなく現れて「次はあの子達とSAGAる気なんでしょ?」と浮気を疑うほどには、関係は冷え込んでいるようだ。
ご存知地上最強の生物にして刃牙の実父。
徳川が死亡した際に次回作の事を口にして生きる活力を復活させて蘇生させるのが主な役目。
また、『子供(ガキ)に興味はない』としてプリキュアとは基本的に戦う気はないのだが、刃牙の口車に乗せられ、プリキュアと対戦(?)した事も。
ちなみに、彼の興味はプリキュアよりも男性悪役や肉体派な男性陣に色んな意味で向いている。
ヒーリングっど♡編ではダルイゼンに対してとんでもない提案をしてダルイゼンを大いに戦慄させた。
ご存知スーパードクター。
生きてさえいればどんな怪我も治してくれる凄腕の医師にして地下闘士の一人。
本作ではのどかやかおり(めぐみの母)の担当医となっている他、地下闘技場で負傷したプリキュア達の治療も行っている。
何度か本編後の徳川の臨終(ただしすぐ復活)にもプリキュア達と共に立ち会っており、交流は続いている様子である。
ちなみにのどかが過去にダルイゼンに憑かれた際は、自身の必殺技である打振を応用してダルイゼンをのどかの身体から追い出したらしい。
環境利用闘法師範の超軍人。
参戦回数は刃牙勢最多でGo!プリンセス編、ヒーリングっど♡編、デリシャスパーティ♡編と三度に渡り登場している。(これ以前にも、キュアプリンセスと対戦したことがセリフのみだが語られている)
いずれの試合も、対戦したプリキュア達を環境利用闘法をもって一切主導権を握らせることなく苦戦させた実力者。
…なのだが、ガッ………ガイアッッッのネタで登場することもしばしばで、上記の3試合においても決着まで描かれたのは、デリシャスパーティー♡編における後任者へのバトンタッチによる試合放棄のみとイマイチな1面も覗かせている。
ちなみに、彼が原作で使用した砂の散弾銃はキュアマーメイドにも伝授された。
余談だが、ひろがるスカイ!に登場するキュアウィング/夕凪ツバサとは中の人が同じである。
しかし、残念ながらひろがるスカイ!編ではクロス先が変更された為、共演する事は叶わなかった。
ヒーリングっど♡編にて登場。根性のみで戦う暴走族総長。キュアフォンテーヌの対戦する。
メガビョーゲンズの攻撃にも耐えるプリキュアの頑丈さに攻撃は全く通用せず逆に殴った手がズタボロになってしまうが、どれだけ傷付いても衰える事なく闘志を燃やし続ける狂気的なまでのド根性はフォンテーヌを怖気付かせ、試合放棄に追い込んだ。
シリーズ全体を通しても数少ない明確にプリキュアに勝利した地下闘士。
かつて最大トーナメントにリザーバーとして参加した伝統空手の雄。
本作では登場する度に毎回乱入者にぶちのめされて逃亡する羽目になるというクッソ哀れな奴。
ある意味本シリーズ最大の被害者。
ちなみに乱入者の一人から「弱過ぎて間違って殺してしまわないように手加減するのは大変だった」と酷評されており、仮に試合に出たところで結局ボロ負けは目に見えている辺り本当に哀れである。
(なお、栗木が乱入者に倒された際の徳川の態度や手際を見るに、最初からリザーバーを試合に出す際のデモンストレーション用のやられ役として用意されている可能性が高い)
- ハイエースおじさん
作者の描く短編にも度々登場するオリキャラ。
どこからともなくハイエースに乗って現れる筋肉質でスキンヘッドの男。元ラグビー部でプリキュアに蹴られても耐え切る程のタフネスを持つ。
登場してはプリキュア達をお持ち帰りしようとする変態で、被害に遭ったプリキュアから恐れられているが、決して悪人という訳ではない。
地下闘技場編では二度参戦するが、二度目の参戦時は実は生きていた東洋の巨人にハイエースごと叩き潰される憂き目に遭う。
艦娘
艦隊これくしょんの登場人物達。
普段は参戦するプリキュアシリーズの舞台に(設立経緯はさておき)点在している鎮守府(例えば、スター☆トゥインクルプリキュアの場合は、観星町の観星鎮守府)から出向くのだが、作者の別作『ユーノⅡ・スクライア 戦いの日々』、『無限書庫鎮守府の日常』からの客演をする艦娘も存在している。
今作ではリザーバーとして試合に乱入する形で参戦する。
本来闘技場では武器の使用は禁止されているが、彼女達の場合「艦娘である以上武装も身体の一部』と解釈され、特例として許可されている。
(ただし、使い過ぎると会場に被害が出るため、乱用はしないよう注意されている)
吹雪によれば、プリキュアを軍事利用しようとした研究過程で生まれた存在らしい。
トロピカル〜ジュ編では(終盤のみの出番ではあるが)ストーリーに大きく絡んでおり、あとまわしの魔女との戦いでは政治的理由により参戦出来なかった事が(最後の最後に)明かされている。
超人
ひろがるスカイ!編における対戦相手達。
地下闘士達と違いフィジカル面においてもプリキュアを上回り、現在では原作でのインフレに取り残されてしまった超人(後述)であっても、身体能力によるゴリ押しの効かない格上の存在として描写されている。
超人委員会委員長。
ひろがるスカイ!編における主催者。
正義・悪行問わず(ただし一応足を洗っている者や人間には手を出さない者を選んでいる辺り、ある程度の線引きはしている)、さまざまな超人をプリキュア達と対戦させる。
各プリキュアに合わせた対戦相手の選抜を行う一方で、徳川ですら未遂に終わった赤子属性のキャラ同士の対戦をやらかしてもいる。
地下闘技場編から登場。中国を代表する正義超人。
その名はかの烈海王も「流派は違えど偉大なる拳士」と敬意を表する程。
スピンオフである闘将!!拉麺男の設定を反映されており、【拳魂復活の術】で死亡した過去の実力者を一時的に復活させる。
(なお、術の使用はエネルギーを多く消耗するため、1シリーズにつき1回が基本となっている)
その一方で、「あなたは誰なの?」といったプリキュアからの問いかけに答えない融通の利かなさを見せることもしばしば。
なお本人は、わんだふる編現在まで、プリキュアとの対戦経験はない。
メキシコ代表の正義超人。
キュアスカイの対戦相手として登場。
本作では自身と同じ『スカイ』の名を冠するキュアスカイと激闘を繰り広げる。
原作では既にインフレに取り残された脇役となっているが、元々は超人オリンピックファイナリストかつ、ラーメンマンとも並ぶ残虐超人と称されたカレクックともタッグを組む強豪であり、ある意味本作で実力者としての設定が活かされる形となった。
(加えて言えば、原作でも戦闘スタイルが丸被りかつ上位互換な奴がいる為、余計出番に恵まれなかった感があると読者からよく言われている)
観客
リリカルなのはシリーズの登場人物。
作者の別作『ユーノⅡ・スクライア 戦いの日々』からの出演。
原作での接点は全く無いが、本シリーズの世界観では夫婦になっている。
どのシリーズでも観客席に混じっており、時折試合の余波が観客に飛び火しないよう補助してくれる事もある。
なお、本作のユーノには子供の頃に病気で死別したプリキュア達に似た姉弟が多数いるらしく、該当するプリキュア達は勝手に姉弟の生まれ変わりだと思い込んまれて相手を辟易させる。
お前何人姉弟がいるんだよ?
ドキドキ!プリキュアの登場人物。
本シリーズでは世界観を共有する作者の別作『イラりつの密会シリーズ』から設定を引き継ぎ、(爛れた)カップルになっている。
観客視点での実況&解説担当。
刃牙シリーズの最大トーナメント編に例えれば六花は本部、イーラは加藤のポジション。
六花もプリキュアの一人だが、地下闘技場での対戦経験があるかは、マナと異なり描写されておらず不明。
一応『イラりつの密会シリーズ』の33話(R-18)で闘技場のリングに立った事があるが……これを試合と呼ぶにはかなり怪しい。
ただ、徳川や他の観客と共に試合を嬉々として観戦している辺り、完全に地下闘技場に馴染んでいる様子。
ちなみに六花はイーラとの関係とは別に、マナに対してレズっ気もあるようでひろがるスカイ!編で千の姿を持つ家電超人にマナの欠点をネタにされた際は発狂していた。
- 神心会トリオ
「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」「たいしたものですね」でお馴染みの神心会のメンバー。
所々で現れてはプリキュアや闘士達の言動や状況などにツッコミを入れる。
言わばメタ視点でのツッコミ役である。
作者の別シリーズにおいても、モブとして頻繁に出演している。
関連タグ
プリキュアシリーズ グラップラー刃牙 キン肉マン 艦隊これくしょん