概要
「三五十五」とは、小林まことの柔道マンガ『柔道部物語』の主人公である。
中学時代は吹奏楽部で、進学した「岬商業高校」でも吹奏楽を続けるつもりであったが、見学しにいった柔道部で、小柴に騙され入部してしまう。
しごきである「セッキョー」や、過酷な夏合宿を、生来の負けん気で乗り越えていく。
そして県民大会(非公式戦)でレギュラーに抜擢され、そこで「背負い投げ」で一本勝ちを決め、「天賦の才」を発揮する。
その後、数々のライバルたちと巡り会い、好勝負を繰り広げていったが、
「西野新二」と出会い、「打倒・西野」がその目標となる。
他作品
『柔道部物語』以外の様々な小林まこと作品で、カメオ出演していたり、「その後の三五十五」が登場する。
『ホワッツマイケル』
マイケル(猫)たちが柔道をやる話で、何故か通りすがりの主審役で登場。
他の話でもちらちらと登場している。
『1・2の三四郎 2』
西野新二と共に登場。
共に大学でコーチとなった参豪辰巳に教えを受けていたり、「東三四郎の最終決戦」を観戦に行く様子も登場する。
『格闘探偵団』
※重大なネタバレ注意※
参豪辰巳の紹介で東三四郎と対面する形で登場。
大学のキャプテンとなっている。
しかし、その四年前に「オリンピック金メダル候補」と注目され、有名人となったのだが、それが裏目に出てしまったようで、一回戦で無名の選手にコロッと負けてしまっていた。
一時はどん底に陥ったのだが、高校時代からの恋人であった「原田ひろみ」と結婚。
作中登場時点で3人の子宝に恵まれ、更にお腹の中にはもう一人いるという、なんだかんだで幸せな家庭を築いている。
ちなみにコンドームを付けてないそうで、出来婚の可能性もある。
年齢の合わなさ加減や、家計の謎やら、いろいろと突っ込みどころ満載な「どうしてこうなった?」状態となっている。
『関の弥太ッぺ』
スターシステムとして、主人公『関の弥太郎』を演じている。
ヒロイン役は「原田ひろみ」。
他、「小柴哲也」や「名古屋和彦」などが、
『柔道部物語』本編とは「正反対の役柄や立場」で登場する。