概要
2000年12月1日放送。
わたあめメーカー型のアイテムで、使い方もそれとほぼ同様なのだが、最初に元となる粒を入れる必要があり、それの種類に応じて觔斗雲や乗って飛行できる雲など色々な雲を作ることができる。また普通に食べられるわたあめを作ることもできる。
ストーリー
のび太を起こすつもりが自分も寝坊してしまったドラえもんは、慌てて布団をひっぺ返して起こそうとするも全く起きる気配がなかった。そこにママがやって来ると、のび太が遅くまで宿題をやっていたことを説明し、再び起こしにかかるがそれでもだめだったので、仕方なく「ワタアメ式雲製造機」を取り出し、リング状の觔斗雲を作ってこれをのび太にセットさせ、学校まで送らせた。
その頃学校では、ジャイアンとスネ夫がまたのび太が遅刻してくると話し合っていて、先生も教室のすぐそばまで来ていたが、のび太が勢いよく飛んできたのでぶつかってしまった。そしてのび太は遅刻は免れたものの、枕も一緒に持ってきてしまい皆に笑われてしまった。
その後学校から帰宅したのび太はしずかと一緒にドラえもんからこの道具の説明を聞き、それぞれにUFO、ロボット、天馬の形の雲を作って飛び立ち、裏山まで競争をした。だが途中のび太はヘリコプターとぶつかりそうになって雲が吹き飛んでしまい、落下するもそこをしずかに助けられ事なきを得た。
そして帰宅するとお腹が減って来たので、おやつに本物の綿あめを作って食べていたが、その時スネ夫から電話がかかって来て、またジャイアンが3時間のリサイタルを開くということを聞かされる。これにのび太はドラえもんに泣き付くも、皆で宿題をやっていて行けなかったことにしようと思いつくが、今日は宿題が出ていなかったため断念。
そこでママのお手伝いを引き受けることにしたが、特になにもなく「なんでも言うこと聞くから」としつこく頼んでも「邪魔しないでちょうだい!」と言われる始末だった。これで一同はリサイタルに参加せざるを得なくなり、皆がめちゃくちゃ沈んだムードになっていたので、ジャイアンを誤魔化しながらワタアメ式雲製造機で雷雲を作ってジャイアンを怯ます作戦に出た。
だが皆が雲から放たれた雷や雨に逃げ出す中、ジャイアンはそれらを気にせず歌い出し、一瞬雷でカラオケセットを破壊させることには成功するも、それでもジャイアンは歌うのを諦めなかった。ならばと今度は雪雲を作ってジャイアンを凍らせようとしたが、まだジャイアンは歌うのを諦めなかったので、ドラえもんは最後の手段にと竜巻雲を作ってジャイアンを遠くに飛ばしてしまった。
これでリサイタルは中止となったが、それでもジャイアンは「パワーが爆発して空を飛んでるみたいな気分だぜ!」と構わず歌い続けた。そしてちょうど竜巻が消えて落下した際、下には店先で掃き掃除をしていた母ちゃんがいたため、真上に落下してしまい追いかけられることになってしまった。
関連タグ
ドラえもん ひみつ道具 ドラえもんのエピソード一覧 大山版ドラえもん
わたがし雲メーカー:こちらは水田版に登場する、同じくわたあめに関連したアイテム。ただしこちらで作れるのは、食べるための雲だけである。