概要
もともとは鹿児島本線貨物支線ならびに田野浦公共臨海鉄道の路線だったもので、周辺が門司港レトロとして有名な観光地になった後も、長らく廃線として野ざらしにされていた。
その後、2008年に北九州市がこれを買収。運営を平成筑豊鉄道に委託の上で、観光客向けのトロッコ列車を走らせることになった。
運行は土曜・日曜・祝日のほか、学校の春休み・夏休み期間中を中心に1日11往復(ただし冬季は長期休業する)していえる。それ以外に車両を貸し切って運転させることも可能。あくまで観光用に特化した鉄道路線であるため、通勤・通学定期券などは発売されていない。
北九州銀行が路線の命名権を取得しており、北九州銀行レトロラインという愛称がつけられている。
駅一覧
車両
- トロッコ客車…トラ701・トラ702
- ディーゼル機関車…DB101・DB102
なおこの客車は島原鉄道のお下がりで、「島鉄ハッピートレイン」に使用されていた。島原外港〜加津佐の廃止に伴い門司港地区に移籍、こちらでは「潮風号」という愛称がつけられている。