氏子達磨
うじこだるま
概要
敵連合を支援する謎の老人で、初登場時は「ドクター」と呼ばれていた。
「氏子達磨」という名前は自分で適当につけた偽名でもある。
小太りな体型、禿頭で口髭を生やし、歯車型のゴーグルを装着している。
オール・フォー・ワン(以下AFO)に心酔しており、その意思に基づいて死柄木らを支援しているに過ぎない。
過去には世代ごとに個性が強力になり、身体への進化が追いつかずコントロールを失ってしまう個性特異点という終末論を提唱したが、誰も真面目に取り合わなかった模様。
しかし「複数の個性を所有する」「それらが混合され強化されていく」AFOに取っては正に他人事では無く、将来的な破綻の可能性を抱えていた。その対策を手にするべく、彼を側に置いていた部分もあったようである。
AFO投獄後は連合との連絡が途絶えていたが、その側近であるギガントマキアを屈服させる事を条件に、死柄木への全面協力を約束。死柄木は道中の異能解放軍との戦いの末条件を達成し、以後その全てを以て支援している。
AFOと共に改人脳無を製造しており、人間を元に作られるそれらは手術、実験、薬物投与による非人道的極まりない「改造」が施されている。
それらを作る事に喜びや生き甲斐を感じており、お気に入りの個体や完成度の高い「ハイエンド」と呼ばれる脳無に対しては愛着を持っている様である。
また「マスターピース」という究極型の完成を目論んでいる。
荼毘とは趣味や審美感がとても合うため、死柄木とギガントマキアの戦いの間に「ハイエンド」のテストの協力を要請した。
本名は志賀丸太。蛇腔総合病院の創設者にて理事長という表の顔を持つ。
劇場版第2作「HEROES:RISING」ではあるヴィランの志願により、実験でAFOの様に「個性を奪う」能力と複数の個性所持に耐えうる制御装置を与えた。