略称は創約、GT。
創約禁書
『新約とある魔術の禁書目録』と地続きの物語。
アレイスター=クロウリーが統括理事長の全権限を一方通行(アクセラレータ)に譲り、一方通行が新たな統括理事長として君臨する所から始まる。
リバースのラストでは「Ungrund」(※)を超えた存在が学園都市を外側から侵食するとアレイスター=クロウリーが土御門元春に警鐘を鳴らしており、それは「ホルスの時代」にも含有されない予測不可能な何かであった。
※ルネサンス期のドイツ人哲学者ベーメによる神をも飲み込む無底の底という概念。言葉通りだとしたら神による自己認識・自己産出に至るほど根源的な話になるが
「これで終わりと思うなよ」 とリバースの442Pで告げた。
そして次々ページ(446-447P)にて2020年新章突入の予告があり、電撃文庫の新巻告知欄にて2月7日発売の本作のタイトルが判明。
鎌池和馬公式情報のコメント
鎌池和馬です。創約シリーズがいよいよ始まります! 超とか壊とか他にも候補は色々あったのですが、やはりこの二文字かなと。そして今回はクリスマス。表向き神秘やオカルトを全く信じない学園都市の皆さんに、素敵なプレゼントが贈られる話です。お楽しみに。
試し読みの段階であれ系が絡んでくると予想してた人もいるのではないか。
余談
インテリビレッジも未ブラもぶーぶーも円満完結したが(ぶーぶーと未ブラは新約完結と同時期)、それでも創約と同時に展開されている鎌池作品も結構多い。
電撃文庫では新たに同作者のアポ魔女ことアポカリプス・ウィッチが展開されている。創約1巻の一ヶ月後にもアポ魔女2巻が発売予定である。
また、カクヨムではマギステルス・バッドトリップ、新設のLINEノベルとLINE文庫エッジで美少女くノ一ちゃん達がせんせーのヒミツを覗いてみた結果、魔導ハッカーも執筆されている。
ブースターパック方式のヘヴィーオブジェクトや不定期の鎌池公式web作品を除くと、この中のどれが一番早く終わるのだろうか。