概要
惑星サン・ジュエルの支配者である女性。
花魁を思わせる和服に身を包んでおり、高貴な振る舞いをするが、本性は強欲。
ドラッケン・ジョーとは顔見知りだが、互いに信用はしていない。
戦闘能力は高くない代わりに紅鉄騎と呼ばれる専用の巨大ロボットを有する。
正体
その正体は、ホムラ・コウゲツの実母のクレナイ・コウゲツ。
10年前、出稼ぎに行くふりをして、ホムラを捨てて、サン・ジュエルに赴き、一獲千金を狙うものの失敗に終わり、労働区送りにされた。
それから、5年後。クレナイを探しに来たヴァルキリー・ユナに助けられたが、ホムラの許に戻る気など最初からなく、当時の星の支配者であるモルド男爵に取り入った後に暗殺し、2年後には紅婦人を名乗るようになっていた。さらに、金目当てに鉱石生命体による大混乱を起こし、それにより、ヴァルキリーは戦死してしまう。
母と子
シキ・グランベルとの戦いで紅鉄騎を失った後、シキの手でホムラの前に連れてこられた紅婦人は、ホムラに命乞いをする。そんな紅婦人を助けることにしたホムラだが、それは母であった紅婦人への決別であり、ホムラの表情は別れの言葉とは裏腹にヴァルキリーの仇への怒りで満ちていた。
ホムラにビビりながら、その場を後にした紅婦人は「チョロイ娘」とあざ笑うが、そんな彼女を執事候補だったセドリックが襲撃。紅婦人のせいで商売道具でもある顔を台無しにされたセドリックは仮面を着ける羽目になり、自分と同じように紅婦人に恨みを持つ男性たちと共に紅婦人に逆襲を行ったのだ。成す術のない紅婦人は、セドリックたちの玩具として、連れて行かれることになった。
関連タグ
アイリーン・ベルセリオン 前作FAIRYTAILの登場人物。主人公側の娘を捨てた敵母同誌ではあるが、アイリーンは母の愛情が僅かながらに残っていたのに対し、紅婦人は一切なかった。
