原題は「蒼藍誓約」(繁体字表記同じ、簡体字表記「苍蓝誓约」)。中華人民共和国の北京巴別時代網絡科技有限公司(Babeltime)が開発したiOS/Android用艦船擬人化3DアクションRPG。ジャンル内でよく使われる「艦◯」式の略称は「艦S」が割り当てられている。
開発段階での仮題は「誓約之海」だった。2019年初めに中国政府のゲーム審査を通過したことが報じられ、同年7月16日に正式リリースされた。リリース直前にはBabeltimeから日本の特許庁に「オース・オブ・オーシャン」及び「オース・オブ・ザ・シー」の2件の商標が出願され、その少し後に出された「蒼藍の誓い ブルーオース」が日本版の正式タイトルとなった。日本版運営は香港のZephyrus Gamesで2020年2月27日に事前登録を開始、4月7日リリースを予定している。また、2019年12月には繁体字中文版がリリース準備に入っていることが台湾で報じられている。
藤澤慶昌が作曲したテーマソングでは原題を日本語に直訳したと思われる「紺碧の誓い」と言う題名が用いられている。
概要
中華圏での艦これブームを受けて作られたゲームの1つで、中国大陸では2018年夏と2019年3月・5月の3度にわたりβテストが開催された。2016年以降に日本へ進出した中国製の艦船擬人化ゲームとしては6番目となるが、βテスト段階から日本で法廷闘争となった『アビス・ホライズン』(深渊地平线)よりもこちらの方が『艦これアーケード』とゲームデザインが非常に近いのではないかと言う声が挙がっており、日本版の事前登録開始後には艦これアーケード側が実名は挙げていないものの本作と見られるタイトルを「フリーライド」だと非難する声明を公表しているため『アビス・ホライズン』と同様に訴訟リスクを抱える状態となっている。
ジャンル内の例に漏れず本作でも日本の声優を起用しており、中華圏で絶大な人気の釘宮理恵(サベージ、ヒーアマン役)を始め水樹奈々(シャルンホルスト役)、能登麻美子(レナウン役)、田村ゆかり(アラバマ、ホーエル役)、丹下桜(赤城、ヘレナ役)、小倉唯(天龍、グローウォーム役)、佐倉綾音(コロラド、ウェストバージニア役)らが出演しているが、艦船擬人化ジャンルでは必ずと言ってもいい頻度でキャスティングされている上坂すみれは今のところ起用されていない。また、本作ではイベント会話中でもフルボイスを実現している。
BGMではテーマソング作曲の藤澤慶昌を始め日本のアニメで劇伴を担当している複数人の作曲家が名を連ねている。
関連タグ
同時期の艦船擬人化ゲーム
- ガーディアン・プロジェクト(超次元大海戦D)
- 深海戦線
外部リンク
- 蒼藍の誓い ブルーオース(公式サイト)
- @blueoath - Twitter
- 蒼藍の誓い ブルーオース - YouTube公式チャンネル